孫正義さんが大切にしていること

孫正義さんが、死に直面したとき。
病院を抜け出してまで、仕事をしてしまう。寝ているときまで、仕事の夢を見てしまう。
なぜだろう、死んでしまえばなにも残らないのに
・・・自己満足のためだ。じゃぁ、自分にとって自己満足とは?

象徴的な言い方をすると、自分の仕事によって、どこか遠くの地の果てにいる小さな女の子がニコッと笑ってくれること、僕の自己満足ってそういうイメージなんです。偽善めいて聞こえるかもしれないが、仮に世の中のほとんどの人が認めなくても、たったひとりの女の子が僕らのやった仕事の結果として、満面の笑みを浮かべて喜んでくれれば、僕はそれだけで何ものにも代えがたいぐらい喜びを感じるだろうなと。人から何と思われようと、それが僕にとっての自己満足なんです。これは死に直面したときに感じた、掛け値なしの偽らざる僕の本音です。


そして、国を超える。公正さ。

閉ざされた小さな集団の中で、同種的なものにのみ共感するとか、何か、同一的価値観の中にのみ心地よさを見いだして、異質のものに対しては拒絶するというのは、やっぱり正義とかフェアネスという観点からすれば反するんだろうなと思うんですね。その点、アメリカっていうのは、異質なものが混じり合ってひとつの国家を形成しており、異民族に対してだけでなく、さまざまなマイノリティ、たとえば女性や身体障害者の人に対しても、常にフェアであろうとする、これはとても素晴らしいことだと思うんですよね。


・・・ハーバード白熱教室のテーマと、密接にリンクしている。
”よき共同体とは”という観点が、大切なのかもなぁ。

キルギス

とても風光明媚な国なんだなぁ・・・。
スターリン時代の強制移住で、多民族国家キルギス人・ウズベク人・ドイツ人・ロシア人。
誘拐婚の風習!

プロセス

世の中には「結果がすべて」という思想もありますが
私はやっぱりプロセス派です。


だって、死ぬ瞬間まで
ある事実が自分の人生にとって「いい」か「悪い」かなんて
わからないじゃない?


例えば、
「クビになったけど、そのあとの仕事で成功できた」とか
「離婚したけど、そのあともっとすばらしい人と出会った」とかサ。


だから、
ひとつの事実は、ただその時点での事実にしか過ぎない。


死ぬ瞬間に
「あ〜楽しかった、やりきった」と思って死ねたら幸せ。
そのときまでは、失敗も成功もない。


あるのは
「やる」というそれだけの事実。