おしろツアーズ

お城大好き!
ひなのちゃん、なんにかんのいっても可愛いなぁ。


本丸御殿復元後の熊本城
安土城 城跡探訪はもの足りなかったが、案外石垣はきちんと残っているんだなぁ。信長公の位牌と木像・さりげない大きさだけれど、ひなのさんがおののくほど重々しい雰囲気。たしかセビリア万博で復元した最上2層、内部は超豪華。
犬山城 眺めがすごいや。

ハーバード白熱教室 第7回 「嘘をつかない練習」カントとロールズ

http://www.nhk.or.jp/harvard/lecture/100516.html
義務と自律は両立できるか・・・義務の生まれるもととなる道徳法則を、自分で選んで自分に課しているから、義務に即して行動するのと、自律して行動するのが、同じことになる。
道徳は一つでありうるのか・・・道徳法則は、主観的条件に左右されない、だから、世界に一つの法しか存在しない。選んでいるのは、サンデルでもケリーでもなく、純粋理性だから。
だから、ひとりひとりが自律的に行動しようとしたなら、最終的には、みなひとつの法・・・定言命法にしたがって動くことになる。


経験の対象として生きる私=感覚界 原因と結果の法則に支配される。自由の能力はない。医師の実行はすべて、何らかの欲望にもとずいてなされているから。
経験の主体として生きる私=叡智界 自由。
私たちは、二つの領域に常に住んでいるから、することとすべきことの間に、つねに差がある。
道徳性は、経験的社会から距離を置いている。だから、科学は道徳を導き出せない。


友達を狙う殺人犯が玄関にやってきて、「友達はいるか」ときく。
カントはいかなるときでも、うそをつくべきだはないという。うそも方便は認めない。結果ではなく、道徳律の形式的遵守に基準を置いているから。
うそをつかずに、どう切り抜けられる?
うそと、誤解を招くように述べられた真実のあいだには・・・カントの考えでは大きな違いがある。
クリントン大統領の例。「性的関係を持ったことはない」・・・ただし性的関係、の定義がsexではないけれど。
誤解を招くような真実は、道徳法則に対して敬意を払っている・とカントなら言うだろう。相手が誤解してくれることを望むけれど、相手の返納をコントロールすることはできない。自分にできることは定言命法に敬意を払うだけ。



ジョン・ロールズ
正義の原理は、現実の契約ではなく、仮説的契約で導き出される・と説いた。
無知のベール:団体生活を始めるにあたってルールを決めようとしているが、どんな人が集まっているのか互いに知らない。
まず、平等な原初状態で集まっていると想像する。その場合にのみ、ルールは正義となるだろう。


現実の契約の道徳性を判断するとき考慮すべきこと
1.いかに、拘束的な義務を負わせるか
ロブスターを取りに行く契約をした2分後に、気が変わって取り消したとき・・・それでも、百ドル支払う義務があるか。
互いの利益と負担を考慮した意見がひとつ。結婚の約束の2分後に取り消したら、困るでしょ?
同意したのだから、約束を守ることに道徳的義務がある・という意見が一つ。
 a同意に基づくもの=自律
 b利益に基づくもの=互酬性
2.契約が生み出す条件をいかに正当化するか・・・正当化しない・とカントとロールズは考えた。


同意したからといって、条件が正当とは限らない。トイレ修理への500万ドル請求に同意したおばあさんの話。


同意の事実は、義務があることの十分条件ではない。
同意の事実は、義務があることの必要条件でさえない。


ヒュームという哲学者。社会契約論を若いころ批判。年老いたとき。ヒュームの家を、業者は無断で塗装した。支払う義務はないと裁判に。負ける。
サンデル教授の若いころの、ドライブ旅行の話。
学生の意見・・・なにを便益とするかは、主観的。だから事前に同意して、なにを便益とするか決める必要がある。


20年後に浮気が発生した時と、新婚旅行中に発生した時と。
相互義務供与は。後者の場合していない、としても、”契約違反だ”と言うだろう。


現実の契約は、自律性・相互性の2条件が整わないことが多い。
平等な人々の間の、仮説的な契約だけが、正義に関して論ずることができる・とカントとロールズは説く。



解説:
衰退していた政治哲学を、ロールズ復権させた。リベラリズムの核となった。
その根幹は、契約論。だから、契約とは何かについて、丁寧に説いている。


感想:
うーん、”誤解を招くような真実”が、嘘よりもちょっぴりましだとは、僕は思えないなぁ。
”意図”の妥当性を、道徳的判断基準に含むべきだと、僕は思ってるんだなぁ。

龍馬伝 収二郎、無念

生き金と、死に金。

ものに払うのは死に金、価値が何倍にも何十倍にもなるのが生き金です

ものごとは、こっちからみるのと、あっちから見るのとで、まるっきり見え方が違う

デモクラチー。

時代が変われば、値打ちも変わる。
今まで値打ちがあったもんが、なくなってしもうただけじゃ。
世の中の流れの中では、ひとりの人間は芥子粒のようなものでしかなか


食べる姿。


龍馬のお兄さん。体験して、わかること。

けして、道半ばで命を落してはいかん。

まちごうたことをしておらんがやったら、どいて兄上は、命を落さねばならんかったのでしょうか。

活きる仕事と、死んでしまう仕事と。


ハーバード白熱教室と合わせ鏡のよう。
”ひとの理性への尊厳”に、カントが価値の根底を置いた意味が、よくわかる。

イ・サン

50ボイス

種子島宇宙センター(あかつき・イカロス・かぐや・H2ロケットなど)関係の、さまざまなスタッフに。「未知との遭遇は?」
インタビューしてる女性が、オープンで生き生きしてるためもあるんだろうけれど、
生き生きと、目を輝かせながら語られる方が多い。
特に、大きな夢の部分については、すぱっと”行けます!”


案外、可愛い女性が多いなぁ。