ハウステンボス 新装オープン

 新生HTBは、園内の約2割にあたる約15ヘクタールを無料ゾーンとして開放。入場料も値下げし、集客増を図る。大型連休中は、プリンセス天功さんのマジックショーやミュージカルなど多彩なイベントを展開し、入場者10万人(前年7万2000人)を目指す。

無料ゾーンは主力宿泊施設のホテルヨーロッパや、坂本龍馬ゆかりの蒸気船「観光丸」(復元船)クルーズの発着場所もあり、気軽な利用と飲食物販などを楽しめる。

 アミューズメント施設などからなる有料ゾーンは、大人3200円を2500円に値下げ(繁忙期3000円)。キャンペーンで5月6日?7月16日の平日午後3時半?5時半の入場は無料となり、午後6時以降は一律200円になる。

タレントの清水国明さんら外部人材が、自前でライブショー、キャンプ場、ホラータウンなどさまざまなイベントを企画し、HTBは家賃と入場料を得る仕組みとなっている。15日には無料ゾーンにHISのコールセンターが開設。さらに、2年目までに東洋一のアウトレットモールを誘致し、将来的には高度な医療を目玉に海外から観光客を呼ぶ「医療観光」の誘致も視野に入れる。
(中略)
 HTBに出資した企業幹部は「目新しい事業よりも経費削減に力点を置いたことで黒字化は可能ではないか」と指摘する。

 同社の3カ年計画は、最終年の12年度でも入場者数が152万人と、野村PFが経営していた08年度の187万人より少ない。300億円もの投資で身動きが取れなくなった野村PFの反省を生かし、投資額は「3年で100億円前後」(沢田秀雄HTB社長)に抑えた。

 HISは3年以内に黒字が達成できない場合は、撤退する方針であり、黒字化は最重要課題。「黒字化の次の段階でどんな投資をするかが、今後のHTBの魅力を決めるのではないか」(出資企業幹部)と、次期計画にも注目が集まっている。

うーん、倉敷のチボリ公園の道を歩んでいるような気がするのですが・・・。


”観光ビジネス都市”がコンセプトだそうで。
大規模な人工都市であるだけに、”産業”を興す必要があるのだとはおもいます。
アジア全域から、この都市ならではのなにかを求めて、ひとびとがやってくるような。


文化の香りがしないと、だめだろうなぁ。