メリークリスマス!

今夜か明日、帰省しますので、しばらく更新がとまります。
そこで、恒例の・でも昨年末はサボった、今年一年の振り返りを。


2009年は・・・
キューバ革命マイケル・ジャクソン生誕から50年(いえ、マイケル・ジャクソン生誕からは51年でした(^^;)
天安門事件ベルリンの壁崩壊から20年
たぶん、あとから振り返って、21世紀はここから、本格的に始まったといわれるような、節目の年になるのではないでしょうか。
ガンダム初放映から30年でもありましたね!)


昨年末のリーマンショックオバマ政権誕生、そして今年、民主党政権への交代と、政治の意思決定システムの変換。25%二酸化炭素排出量低減宣言。
マイケル・ジャクソンの死去。現代のキリスト受難のようにさえ、感じられます。人種の壁を超え、善も悪も併せ呑み、世界を変えるには自らが変われと語りかけた。
TV局の赤字。新型インフルエンザ報道や対策の底の浅さを、個人が、科学的に、指摘し論じ合う。インターネットがようやく日本でも”個人メディア”として本格的に機能し始めたのかもしれません。
裁判員制度開始。裁きは専門家におまかせ・・・ではなく、私たち全員が、法律のあり方に真摯に向かい合うようになった。被害者・加害者、双方に思いを馳せた上で、どう償い・更生を図るのか、再発防止にはどうすればいいのか、各判決、最善策を真摯に追求していて、胸を打たれる思いもしばしばでした。



では、20世紀はどんな時代だったのか。
大きな組織やシステムで、既得権益を安定的に確保し、身内に分配する時代・・・だったかもしれません。
敵と味方とを峻別し、規律とルールでしばり、情報を秘匿し、エリートの号令一下、”幸せのシンボル”をたくさん獲得することを目指す。
欲望を煽り、信賞必罰で操る。
こいつが悪者・私は正義、そうして組織の中で生き残りを図る。



21世紀は、どんな時代になるのか。
あなたもわたしもあのひとも、みんなうまくいく・・・その楽しさ・面白さを大切にする時代なのではないでしょうか。
世界全体の状況が、リアルタイムで把握出来るようになる。
あなたが声を上げれば、その情報を必要とする人に、簡単に届く。こんなワクワクを生み出したい・こういう悲惨な状況がある・こう組み合わせたらうまくいくんじゃないか・・・
どんな状況のひとも、生きていくことが社会的にきちんと保証されている(ほんとは今の先進国みな、そうであることを憲法で謳っているはずなのですが)。だから、みんな、自分ならではの創造力を存分に発揮することにだけ、全力を注げばいい。


誰が悪者なのかを決め付け、排除するのではなく、なぜうまくいかなかったのか、どう改善すれば最善策なのかを追求する。
苦=Check → 集=Action → 滅=Plan → 道=Do の4つを明らかにみ仕合わせながら、よりうまくいく社会を創っていく。
唯一無二の巡り合わせのなかで創造力を発揮する、その”いま、仕合わせる幸せ”は無尽蔵だし、
誰かが用意してくれた商品を消費し、なにかと比較して安堵する、19-20世紀的喜びよりも、ずっとずっと深い。


道具立ては揃いつつあります。


さて僕は、そのなかでどんな働きを為せるんだろう。
集=Action=オーガナイズ能力が弱い
ならば、強いひとと組むか、自ら磨くか。・・・両方必要でしょうね。この強化が、来年の課題かな。


見識と感性を磨く一年に。と、1/4に書きました。
来年は、実施力・仕合わせる力を磨く、一年に。

数百年続く企業には・・・
お客さんを、ひとりのひととして、思いやり、大切にする。
各企業、同業種でもそれぞれ個性がある。
本業をしっかり軸にする。
時代に応じて変わる。
”業務は社会からの預かり物”という意識がある。
投機をしない。誠実に商いをする。
・・・こういった特徴があるそうな。

これらの特徴、全項目、仕合わせ・・・ですよね。
僕個人としても、こういったことを大切にしていかなきゃ。


そのお手本にも、出会いました。


TDR25周年フィナーレのキャッスルショー”ドリームス・ウイズイン”。あの熱演が忘れられません。
TDRで味わった数々の素晴らしい瞬間の集大成。そう言えるものでした。

ドリームス・ウィズイン どセンター2列目からの観劇は、強烈。息を呑むばかり。観客の集中力が凄い。演じ手が手ごたえを実感してるのが、ひしひしと伝わってくる。クライマックス、主役姉弟のお姉さんが、嬉し涙を滝のように流す。いえ、こちらも涙出っ放しでしたが(^^;。ミッキーたちも、時にはこうして、嬉し涙を流しているのかもなぁ。

我をとことん捨てた結果、最高に自分らしい在りかたに到達した生き見本が、そこに居ました。


諸法無我


だから、我を捨てて仕合わせたとき、法悦に至るのでしょうね。