PDCAサイクルの A=Action って、いったいなに?

PDCAで、ぼくにとって一番理解できていなかったのが、A。
なにがいったい、Actionに相当するのか。
Planとなにが違うのか。
どこまでがCheckで、どれがActionなのか。
2サイクル目のDoだったりしないのか。


実際、Plan-Do-See の三段階でサイクルを説くこともあるわけで。
しかしながら、QC-QAも、ISOの諸マネジメント規格も、すべてPDCAの4段階。


Seeを、CheckとActionに分けて捉えることに、
Planの前に、Actionを置くことに、
なにか有効性があるに違いない。
でも、どう有効なのか?


今日、長男に、昨日の親友との話を説明してて、はっとわかった。


苦=Check  歌舞伎町の交差点・みな右折するけど、実は右折禁止。黙認かと思ったら、取締を目撃。タクシー運転してて、お客さんに「ここ、直進しかできませんから」と説明しても、「他の車は右折してるじゃないか」と納得してくれないだろう。
集=Action 歌舞伎町に近づくときは、右折禁止の方向からははいらない。
・・・この、すぐ自分で実行できて有効な対策を、Planと混同したら、根本的解決にはたどりつかない。
かといって、Plan立案に注力して、当座の対策をとらなければ、問題は多発するまんま。


そして、Actionをとることで、なにが苦の本質なのか、どこに働きかければ根本的解決に結びつくのか、見えても来るし、共通認識を広げられもする。


なるほど。
だから、集・・・主体的行動かつ体験的創造性発揮な、Action がCheckとPlanの間にあると上手く行くんだな。