ダルビッシュを槇原さんがインタビュー。
マジックが減らず足踏みしていたとき、無理を押しての登板。

「エースの自覚だよね?」
「いや、エースというか・・・誰かが何か特別なことをしないと、チームのムードは変わらない。今、特別なことが出来るのは、僕しか居ないなと想ったから。」

これぞ、エース。


なにに恵まれていて、なにが出来て、なにが出来なくて、どう貢献できるのか、ありのままに判ってる。過小評価も過大評価もせず。
例えば変化球の話。キャッチボールでいろいろ試してて、この試合でいきなり本番で使ったジャイロスライダー。

「器用だよね」
「はい、器用だと想います。」

なんのてらいもなく、まっすぐに。


日本シリーズ第2戦での登板。貴重な勝利。あとで指が疲労骨折していたとわかる。
臀部の違和感で球速が出ない中、スローカーブを多用しながらのピッチングが賞賛された。
が、番組では2アウト満塁での小笠原への投球を分析。重心をぐっと落としての”ここで壊れてもいい”な速球を2つ。そしてジャイロスライダーで仕留める。なるほど、だからこそのガッツポーズか・・・。