熊本城、西南戦争で本丸の建物群は、わずかなやぐらを残してほぼ消失。
僕が生まれた頃、鉄筋コンクリートづくりで、天守閣は外観のみ再現。
中学の修学旅行と、大学の卒業ドライブでおとづれたときは、まだそれだけだった。


近年、伝統工法で、やぐらを少しづつ再建してるのは知っていたけれど・・・本丸御殿も完成してたんだなぁ!凄いや。
VOL.03 熊本城 本丸御殿復元工事への情熱 | Kensetsu FILMS | BUILDUP! - 社団法人 日本建設業団体連合会
遠望からして、天守閣だけとは全然違う。風格がぐっと増した。

趣味のらんに、「日本の城」と書いておいたら、「熊本城の修理工事をやってみないか」と声がかかりまして。

うらやましい!!!
所長さん、いい顔してる・・・。


伝統技法の継承。
現存建物の解体修理で経験を積み、ついに新築再現できるまでに。


こうした江戸期以前の技法だけではなく、明治期以降の、たとえば左官さんのモルタル細工なんかも、出来るひとが絶滅しつつあると聞く。
テーマパークでの再現や、現存建築物の文化財指定・保存修理で、継承していってほしいなぁ・・・。