爆門学問 坂本龍一さん

開始25分後から。
歳をとられたなぁ!
以下、要約たぶん不正確。

芸術

「前衛音楽っぽいのは簡単」・・・と、実演してみせる。さすが。
「でも、たくさんのひとに理解できるように、そこに深い表現を込めながら。難しいけれど大切」・・・と弾いてみせる。

音楽の力

「まだ言葉がわからない赤ちゃんに語りかけるとき、豊かな抑揚をつける。それは万国共通、おなじように。
たぶん音楽の原点。言葉よりも、さきにある。
だから(坂本さんは)、意味のはっきりした歌詞が乗ってると、邪魔に感じるんだろう。」
・・・鳥のさえずりみたいなもんだなぁ。


「9.11テロ。NYの街から、音が消えて。しーんとして。
72時間ほど経って、もう生存者はほとんど居ないだろうというころ、はじめて聴こえてきた音楽が、街角で弾き語られた”イエスタデイ”。
祈り・癒し。
それでも音楽をやる気になれなくて。
締め切りが迫って、曲を創り始めたら、こわばっていた身体が緩んできた。」
「ほんとに大変なときって、泣けないですもんね。それが緩んだんですね。」


「音楽は、世界を変える力を持つ。
でも、そんな力を持っちゃいけないとも思う。
世界を誤った方向に導くことだって出来る。」
ワーグナーナチスが使ったみたいに、ですね。」
「だから、このくらいでって、セーブしちゃう。」
「それぜひ、フルパワーに触れてみたいですね。それで世界が破滅しても、いいじゃないですか。」



爆笑問題の二人の希望で、”戦場のメリークリスマス”を生演奏。