ユーラシア 左ブレーキレバーフード分解

日曜日、出先で、ブレーキレバーをハンドルに固定したまま装着しようとしたが、ゴムをかなり伸ばさねばならず、千切れそうな気がして断念。
今回は、ブレーキを取り外し、分解しての装着を行う。
フードのワイヤー穴が、アウターワイヤー止めカップより細いが、ぐいっと外から押し込めばフード内に収まった。
レバーシャフトを抜き、レバーをとりはずし、基部にすんなりとフードをかぶせて、再組み立て。
しかしながら、取り付けねじが中心よりもセーフティーレバー側に寄ってしまい、取り付けバンドにうまく食いつかない!
腰をすえて取り組むべく、室内に持ち込み。
露出部分だけでも、磨く。真鍮ブラシとネバーダルを使用。転倒時のキズは残るが、ぴかぴかに。
レバーのゆがみをわずかに修正。ミニバイスがあれば、しっかり直せそう。

ユーラシア 左ブレーキレバーフード装着

シャフトがちょうどレバーフードの厚み分、奥まで入らない。あれこれ試行するうち、レバー開口部のフード内側が切れてしまう。
再分解して原因が判明。左レバーのシャフトは、セーフティーレバー取り付け部が酸化して太くなっている。そのため、セーフティーレバー−基部間のワッシャが固着し、まったく左右に動かない・・・こりゃ中央には行かないわい。
先に、レバーと取り付けバンドを組み立て、ハンドルエンドから通していくことにする。
バーテープを全部取り、レバーを固定、バーテープを再度巻く。レバー基部をあっさり巻くだけで澄む分、テープ長にかなり余裕が出来た。上部を厚めに巻いてごまかす。
アウターワイヤーとフード穴の隙間は、アウターワイヤーにブチルテープを巻くことで塞ぐ。


たった580円のパーツだが、見た目がかなり変わる。直線基調のレバー・・・と思っていたのが、見慣れた形に。
握りやすいし、カッコいいしで、自分でも思いがけないほど嬉しくなってしまった。
28年前、この自転車に出会ったときから、「ここにフードがほしいなぁ」と想っていたし、
でも、ごく最近まで「もう手に入らないのだろうなぁ」とあきらめていたし、ねぇ。
僕自身が意識してた以上に、思い入れが強かったみたい。
アルミ粉のせいか、黒というよりはグレーが買ったフードを、しげしげと眺める。いやぁ、カッコいい(^^;