爆門学問 東京芸術大スペシャル

素敵な大学だなぁ。
部活動みたい。でも本来、ユニバーシティーって、そうなんだよな。


オーケストラの指揮。二人が実際、タクトを振ってみる。

あ、指揮者って要るんだ。
むちゃくちゃ振ると、むちゃくちゃになっちゃうんだ

といいつつ、二人とも、ちゃんと、成立させちゃう。
指揮者と演奏者と、どちらが先か。

イクときは一緒よ、みたいな。

パイプオルガンも、太田さん、トッカータとフーガを、鍵盤わからないながらちゃんと音楽にして弾く。さすが。


油絵科が、前衛に。


どのジャンルの作品も、みな、ちゃんとそれぞれに一定のレベル以上。
じゃぁ、そこから突き抜け、唯一無二になる、そのポイントは、なんなのだろう。なにかあるんだと想う。


学生たちとの集団対話。
芸術の孤高性と伝播性。
ひとつ感じたのは、太田さんがつかんでいて、学生たちがまだ得ていないなにかがある。菊池成孔さんもたぶん、つかんでいる、なにか。
きっとそれは、”観客とも、指揮者とオーケストラのような、ともになにかを創り出す関係になる”その能力と意思なのだろう・・・と、感じた。

そのジャンルを愛してるからこそ、突き放す・・・って、あると想う。
たとえば、僕たちはボキャブラ天国で有名になったわけだけれど、「こんなの出られるか」って出演を蹴ったひとたちも居たわけ。だってあれって、ただの駄洒落じゃん?

漫才を確固として愛してるからこそ、別に駄洒落をやらされても、愛が揺らがない・・・のかも。