カルメン→TDS→TDL

12:34 舞浜着

13:30-16:30 UKオペラ@シネマ カルメン
平日なのに、25人ほどの観客と、なかなかの入り。3列目中央から鑑賞。
闘牛士の歌”だけは、音程が不安定で不満・・・登場するなり、いきなりの熱唱だから、とっても難しいんだそうだけれど。それ以外は非の打ち所無し!!!
凄いもんだなぁ・・・。
大道具は変えず、小道具と脇役のふるまいだけで、街の広場・酒場・荒野のキャンプ・城壁・闘牛場と、はっきりと場面が変わるのは素晴らしい。
熱演に涙がほろりと流れつつ、でも、”恋が人生のすべてであるがごとく、こんなに大騒ぎするのも馬鹿らしいなぁ”・・・と想ってしまうのは、僕が冷血漢だからなのか、すべてを投げ打ちたいと想うほどの異性に出会ったことが、まだ無いだけなのか。
”自由”って、いったいなんなんだろう。カルメンシータも、正直ではあるけれど、結局は不自由だ・・・。コントロールされたくない。そして、自分の魅力のコントロール下に入らないホセに、ちょっかいを出す。結局、コントロールするかされるかの、パワーゲームから自由になれない。
協働こそが、自由なんだろうなぁ・・・。
演出はかなりエロい。胸をあらわにして行水したり、股をおっぴろげて男性を招き入れたり。してみるとファミリーエンタテイメントって、とっても難易度が高いと想う。エロに頼れない分、博愛とか哲学的な方向に向かわざるを得ないもんなぁ・・・。
TDS
ドリームカンパニー PA席脇から。まちがいない、生歌だ。なるほど”夢よひらけ”というのは、ゲストのみならず、OLCさん自身も”積年の夢をかたちにするぞ”という決意だったのか。

17:36-41 モノレールでTDL
落選
ミニー・オー!ミニー C6列目から


ドリームス・ウィズイン 右PA席右立ち見3列目から。おぉ、キャッスルショーらしいキャッスルショー。木立越しで見づらい場所だったけれど、感銘を受けた。
ひな壇で、大勢で、あんなふうに動かれると圧巻。場面転換の見事。ディズニー映画のエッセンスを舞台で再現。派手な仕掛けは使わず、照明と動きだけでの鮮やかな場面転換。テンポもいい。
そして・・・テーマが素晴らしい。自立ってなんなのか。”夢の鍵”やミッキーたちはどんな役割を果たすのか。難しいテーマを、とても感銘に判りやすく描いている。
ひとはみな、世界から愛されている。大きな愛に包まれている。
子供時代に親からしっかり愛されていれば、自立して、大きな愛に気付くのもスムース。
ひとはみな、理想の自分になれる力を持っている。
ディズニーのテーマパークは、理想の自分を引き出しやすい場所。

 当然のことながらアトラクションも長蛇の列。気がめいったが、家族でせっかく来たのだから、と気持ちを奮い立たせて列に参加した。 初めに並んだのは人気の「スプラッシュマウンテン」。
 なんと私の人生史上初の3時間待ち。 子供がそんなに並べるのか、と心配したが、意外にも私や列の前後の人たちと遊ぶことができ、それほどストレスにもならずに待てた。
 見知らぬ人たちとも親しく接することができたのも「夢の国」の成せる業だろうか。ただ一つ言えることは、ここには人の心を豊かに、幸せにする何かがあるということだ。 すべての従業員の来場者に接する態度、ごみ一つ落ちてない路面などの徹底したサービス。 このような小さな努力の積み重ねが、ディズニーランドを夢の国、魅力あふれる空間として成り立たせているのではないだろうか。

これこそが、ディズニーランドの魅力の真髄だと、僕は想う。
そして・・・それを、ディズニーランドの中だけで完結させてしまったのでは、意味が無い。
舞浜で起きたことは、生活の場でも起こせる。

 決して魔法がかかってるからではなく、多くの人々の努力によって創り出された極上のエンターテインメント、果たして17年目を迎えるJリーグに、そのような魅力があるだろうか。

 サッカー界の発展のために、サッカーが真の「夢のスポーツ」となるために、業種の違いはあるにせよディズニーランドから学ぶことも多いはずだ、行列に並ぶ人々の笑顔をみてそう思った。

舞浜が、夢をかなえてくれるわけじゃない。
ミッキーが、夢をかなえてくれるわけじゃない。
舞浜じゃなくても、ミッキーが居なくても、夢はかなえられる。
舞浜やミッキーは手伝ってくれただけで、夢をかなえたのは、あなた自身なのだから。


19:40 P清算

19:54 舞浜発