大局観

 世界不況の影響を全身に受け、為替1円、2円の円高は敏感に収支に影響する。

 その混乱を回避するためトヨタの決算は内部留保を超手厚く、労働分配率はじめ社外流出を極力抑え、保守的な決算である。一企業としてはそれもよし、だが旗艦としてみると??不況ここから始まる。

自分の損得だけを見てると、行き着くところ、結局、損をする。
”社会全体にとってどうか”という観点無くして、個人も組織も、歩む道を選べない。


4日付の新聞で驚いた。
筆者の三連星さんが急逝されて、このコラムが最後の原稿になられたとの事。
40年間・・・ちょうど僕が新聞を読み始めた小学生時代から、いったい何百本のコラムを読ませていただいたのだろう。深くうなづかされることが多く、僕のものの見方の根底になっている。
ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。