ユダヤ人大富豪の教え

幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れるのが大切なんだよ

「普通、人は『得意なこと』と『大好きなこと』を混同してしまう。アメリカの成功者の多くは、得意なことをやる『ワクワク病』にかかっている。それは、アドレナリンが湧き出るようなワクワクした高揚感で、パッと見では、大好きなことをやっているように見える。そこに隠された動機は、『大物に見られたい』とか『人生を生きる躍動感を感じたい』というものだ。そのひとがやっていることは、『自分が好きなこと』ではなく、『自分が得意なこと』だ。
自分が特別になって、回りに認められることをやろうとすると、不幸への特急切符をもらったようなものだ。社会的には成功者に見える連中が突然自殺をするのもこのためだ。(中略)社会的に認められても、ぜんぜん喜べない自分に気づく。(中略)自分の魂がやりたいこととは違うことをやっているのだから、当たり前だがね」
「ワクワクして興奮しているうちは、まだ本物ではないということですか?」
『自分が好きなこと』は、もっと静かで、落ち着いたものなのだよ。周りの人間が評価してくれなくても、それをやるだけで楽しくてしょうがない、時間を忘れてしまう、そんなことだ。

大好きなことに巡り合う一番の方法は、いまやっていることが何であれ、それを愛することだ。目の前にあることを愛し、それに全力投球できれば、あとは、導かれるように次々に面白い出会いやチャンスに出くわす。
(中略)
どんな職業を選んでも、すべては、君の仕事と他人への愛の表現だということに気づいてもらいたい。『人生探しの永遠の旅人』が理解していないのはこのことだ。
(中略)
自分と向き合い、才能を開発して、自分のすべてを分かち合おうと努力する人に、心の平安と、富、友情、人生の充実感がもたらされるのだ。心から与えようと思った人間は、与えられるようにできているのだよ

人生に迷ったとき、自分が何をすれば楽しいのか、胸に手を当てて聞きなさい。そして、自分のハートの声を、人生の羅針盤にするのだ。自分の中にあるドキドキ、ワクワクを感じなさい。
何も聞こえないとしたら、それは君が忙しくしすぎているせいだ。君の心が日常の雑事で一杯になり、静かな声がかき消されている。そういうときは、心を静かにして、ハートの声に耳を傾けるときだ。ハートの声が、君の人生を導き、目の前の道を切り開いてくれるだろう