Re: 清らかな水へ・・・破壊と創... みゅ - 2008/10/13(Mon) 00:56 No.13557
記録より記憶、想い。


記憶に残るようなモノとか
大事に使いたいと思えるようなモノを
作ればいいじゃんか。


高かろうが、安かろうが。

                                                                                                                                                              • -

Re: 清らかな水へ・・・破壊と創... Biglove - 2008/10/14(Tue) 21:31 No.13561
そーいうこと!
そして、作り手の想いに敬意を込めて、展示し、配送する。


上澤 昇さんは、こう書いている。

テーマパークというように分類しているが、ビジネスのカテゴリーとしては本質的に言ってディズニーランドは「ショービジネス」である。

こう見抜いて運営を組み立てたからこそ、TDLは大成功したんだと、僕は想う。


メーカーも、銀行も、小売業も、”ショービジネス”の観点をもって運営したなら。
どんな満足を提供するのか、真剣に問うだろう。
そのためになにを為すのか、智恵を振り絞るだろう。
うまくいったのかどうか、きちんと見つめるだろう。
結果、モノやエネルギーを浪費せずに、より深く大きな満足を生み出すことが出来るようになるだろう。


映画「フラガール」より

うちの父ちゃん、「お国のためだぁ」って寝る間も惜しんで石炭掘って山ん中で死んだ。

今まで、仕事っつうのは、暗い穴ん中で歯ぁ食いしばって、死ぬか生きるかでやるもんだと思ってた。


鉄道模型界随一の凄い人、原 信太郎さん。
好きなことをとことん追いかける、生き見本のようなひとです。


コクヨの重役をやってたとき、まだ社長室にさえ冷房が無かったのに、まっさきに工場に冷房を入れたんだってさ。
ほかの経営陣は大反対!「おまえは労働者の味方か!」みたいな(^^;
「くだらないこと言うな、すぐに元は取れる」・・・実際、品質も生産性もぐっと向上して、すぐに投資以上の効果が。
工員も、お客も、会社も、みんな嬉しい。


・・・どんなふうに凄いひとなのかは、このあたりを
ほぼ日刊イトイ新聞 - とんでもない鉄道模型とすごいテレビ電話の話。
第1回原信太郎さん「自由人の誕生」 - スローライフインタビュー / Slownet SNS

もっとも社業に貢献したのは、自動倉庫。鉄道模型で培った、知識と技能を総動員して、いまや世界的に普及している自動倉庫システムを考え出した。ゴロゴロ走る搬入搬出装置などの研究は楽しい。いっぽうで倉庫業務は、汗みず流して疲れる大変な仕事だから、この労働を軽減することは、「自分がやりたくないことを人にやらせない」という原氏の信念につながる。これも自動倉庫発明の動機となった。

先ほどの「ガイアの夜明け」、今日はTDRを取り上げてた。


番組の創り手には、「ディズニーランドはショービジネス」という観点は無かったね。
でも、OLCのひとは「観劇」という言い方をしていた。観劇人口の裾野をひろげていく・・・と。


登場したOLCの方々、それぞれ魅力的だった。
なかでも、ファイブスターカード授与の様子を、はじめて目にすることが出来て、嬉しかった。よくお世話になってるキャストさんだから、余計に。
TDRの素敵なキャストさんたちって、オンステージでは役を演じているわけだけれど、そこに、そのひとそのもののが現れてる。それが素晴らしい。


Zedのトライアウト公演を観たとき物足りなかったのは、この部分だなと判った。
みな凄いパフォーマンスを見せてくれているんだけれど、そこに、そのひとそのものが感じられない。
カーテンコールのとき、おひとりだけ感情を爆発させてた・・・悔しさか喜びかはわからなかったけれど。あの在り方で演じてくれていたなら。




OLCの研修室、廊下にたくさんの写真が掲示されてるのが、気に入った。
そういえば香港ディズニーランドは、オンステージのそこここに、ウォルトがらみの写真が掲示されてたっけ。


逆に、シルク・ド・ソレイユ側のスタッフの、不信感と焦燥感に満ちたような感じが、とても気になった。
意見対立した席だから?・・・いやたぶん、そうでは無いだろう。