太平洋戦争中、上海、シンガポール、マニラ等で軍隊関係の日本人が多く見て、「こんな映画を作る国と戦争しても勝てない」と衝撃を受けた。小津安二郎徳川夢声シンガポールでこの映画を観ている。なお、その評判が噂を呼んで、東京にフィルムを空輸して、軍関係者のみの試写会が行われたという[2]。また東大でも上映会があり、学生時代の江崎玲於奈が見たという[3]。

1975年10月8日と10月15日に日本テレビ(放送権を6億円で購入したとされる)で前・後編に分けて世界で初めてテレビで放映され、33.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の視聴率を記録した。

アメリカでは公共の場所では『風と共に去りぬ』の上映が不可能になっている。