ライオンキング

初鑑賞。ビデオにて。
香港ディズニーランドの、あの超感動的なライブミュージカルを先に体験してしまっただけに、インパクトは小さかった。アニメーションとしてはかなり高水準だと思うのだけれど、生歌・生パフォーマンスには、さすがにかなわない。


しかし、80分だからこそわかるメッセージもある。
特に、こころに傷を負う→ハクナ・マタタな生き方→愛に触れる→使命に沿う決意をする この部分は素晴らしかった。
そのとき心身で感じる変化を、実にリアルに描写している。キャプテンEOの、女王と王国が本来の姿を取り戻すシーンのように。



それにしても・・・わずか10年ちょっと前、こんなに高水準なアニメーション映画を次々と送り出していたのに。
本編終了後、新作として紹介されてた「ポカホンタス」も、とても感動的だった。
いまや・・・「魔法にかけられて」のアニメーションシーンも、社内に製作する部署が無かったとは。
この映画の冒頭に献辞がある、フランク・ウェルズさんが、もし亡くなっていなかったなら・・・・・。