33か国共同取材番組 民主主義

「民主主義」をテーマに、世界中の映像作家から500本の作品を集め、そこから選んだ10本を放映するという企画だそうな。

  • 米軍拘留者虐待はどう起こったのかを取材した回

無実なのに拘束され、バグラムで拷問により殺害されたタクシー運転手 の話から掘り下げていく。
チェイニー副大統領→法務部ジョン・ユー→ジュネーブ条約の適用除外・拷問の容認→将校→兵士
罪を問われ、「己の倫理観に沿って行動すればよかった」と悔いる兵士。
しかし、将校以上は、罪に問われていないどころか、尋問学校の責任者になっていたりもする。
アブグレイブでの虐待が明らかになり、その写真が公開されてなお、世論調査で35%は「虐待は許される」

南米初の、先住民大統領・モラレス大統領。ジョバナ下院議員とプラネの女性たちを通して、描く。
国庫に資金が無い。約束した先住民支援が実施できない。会ってくれない大統領
プラネのリーダー・エステルとジョバナ下院議員の対立
天然資源の国有化。
エステルの資金着服疑惑と追放・分裂。選挙から半年が過ぎ、まだ先住民に仕事は無い。
プラネの集会で激しく批判される下院議員。「あなたは議員としての給与を得ているのに、わたしたちに分け与えようともしない」
大群衆が後押しする中、大地主の抵抗を退け、補欠議員を招集して上院を開会、農地改革・天然資源国有化・プラネへの資金援助を可決。凄い熱気。民主主義の手続きによる革命。
・・・しかし、それから半年後の今も、プラネの女性たちは失業したまま。