ディズニーと私

20年ぶりに連絡が取れた幼馴染から、質問が。

そうとうなディズニー好きですね。いつからですか?

あらためて振り返ってみました・・・。
もともと幼稚園児の頃から、ディズニーの映画を元にした絵本には親しんでたんですね。101匹わんちゃんあたりまでの長編映画の絵本、全部持っていたかもしれません。 白雪姫、ピノキオ、ダンボ、バンビ、不思議の国のアリス、眠れる森の美女、わんわん物語、小さな家や赤い郵便飛行機もあったなぁ。
当時、ああいった絵本が、唯一、家で映画に触れられる手段だったんだなぁ・・・ホームビデオなんてありませんでしたから。最近になって、白雪姫のビデオを観た時、特典画像の没シーン(スープを食べるシーンや、ベッド作り)の絵に、見覚えがあって。たぶん絵本に、その絵が使われていたんでしょう。


動画は、映画館で見るしかなかったわけですが・・・チキチキバンバンははっきりと覚えています。他にも何本か、当時リバイバル上映があって、観ているらしいけれど、覚えていません。


僕の年代の多くの人が、印象深く覚えているTV番組「ディズニーランド」。
実は、まったく観た記憶がありません。残念なことに。
実家は谷あいにあって、小学校時代、民放は2系列しか受信できませんでした。たぶんそのせいじゃないかなぁ。
# そういえば、ウルトラマンは観られたけれど、仮面ライダーは観られなかった・・・。


東京ディズニーランドの開園3年目ごろから、年2回くらいは行っていました。
で、6-7年前、年間パスポートが値上がりするときに思い切って買ってしまったのが運のつき
年間5回は行くだろうどころか、平均、週2回ほど行ってます・・・



と、いうわけで、僕とディズニー、幼少のみぎりは絵本による情報量が圧倒的。
ではなぜ、我が家にはディズニーの絵本がずらっと揃っていたのか。
母が幼稚園教諭だったからか、児童書や絵本は、たぁくさんありました。で、ディズニーへの母の評価は、高かったみたい。


これは昨夏、閉園間際のならドリームランドで遊んだ帰りに、初めて聴いた話なんですが・・・。
終戦時8歳の母にとって、映画の幕間にはさまれる、ミッキーたちの短編アニメーションは、鮮烈な印象だったそうです。
戦時中は、白黒のニュース映画で、”xx島玉砕!”とか、”進め一億火の玉だ”とか、陰鬱な内容。それが、華やかなカラーの、かわいらしい絵柄の、楽しいお話に。世の中には、なんとこんなに明るくて可愛らしい世界もあるんだ・・・みたいな感慨だったそうです。
母は、映画観てると、酔って気持ち悪くなっちゃう(^^;ので、見てる本数はごく少ないはず。学校の授業で連れて行かれる以外に、映画館に行った記憶は無いようです。それでも、とっても印象深かった。