中期経営計画「Innovate OLC 2010」について

新聞では「室内型エンターテインメント施設」だけがクローズアップされていましたが・・・
いざプレスリリースを読んでみると、実のところ僕の注目点は、このひとことだけ。

“涙が出るくらい”の感動の創造を目指してまいります。

よくぞ言い切られました!


これが原点、これが全て。
成長することで、これを失ってしまうくらいなら、成長しないほうがいい。
“涙が出るくらい”の感動を与えたからこそ、「また是非来よう、ひとにも薦めよう」の輪が拡がって、TDRはここまで大きくなった。


この文書の、あとの言葉は全て、「“涙が出るくらい”の感動の創造」のための手段。
僕はそう想います。
特に

従業員満足(ES)向上

入園者数の変動に左右されない利益の確保

人と人とのコミュニケーションとそれを演出する空間から生み出される当社ならではの価値

“家族の絆”や“学び”

社員に社外での新たな挑戦機会を積極的に提供

は、とても嬉しいです!



Re: 中期経営計画「Innovate OLC... みゅ - 2007/05/10(Thu) 23:55 No.11181


やっぱ、哲学が無いと涙は誘えない。

ウィッシュがもう一度見てえ。

久々に 投稿者:みゅ 投稿日:2007/05/11(Fri) 00:13 No.11182
やっぱ「人」だね。

みんな「わーーーお久しぶりですぅ〜〜!!」って
腹のそこから迎え入れてくれる表情に感動した。
乗り物や食い物やイベントやそんなんじゃないや。
また行きたいなぁって思わせるのは「人」であり「空気」だ。


シーのゲートに居る舞浜のお母さん。
「いってきま〜す」「いってらっしゃい、楽しんできてね」
「さようなら、寒いからお体大切にね!」
「ありがとう、さようなら、またいらしてくださいね」
こんな言葉のやり取りを数度しただけの、
俺と何の利害関係も無い舞浜のお母さん。

昨日帰り際、ゲート遠くから俺の姿発見してくれて
飛び跳ねながら再会を喜んでくれた。

「どうしたの?忙しかったの?お会い出来なくて寂しかったのよ〜〜!!」

「気が向いたら又来るとのメッセージは
私もお友達さんから受け取りましたよ、エ口オヤジさん!」

「又来てくださいね!待ってますから!お気をつけて、さようなら〜」

両手で強く強く手を握り締めてくれて、
真っ直ぐ目を見て喜んでくれた。

エ口オヤジ発言を含め、1ゲストに対するキャストの発言の粋を
はるかに超えているが・・・・

俺は何よりもこの再会が又パークに来たいと感じ、
嬉しくって嬉しくって涙した。
真っ直ぐ歩いた。

人って良いよなぁ

”涙が出るくらい”の感動、まさにここにあり。

そういえば、香港ディズニーリゾートには、理念や哲学があらゆる側面で色濃く感じられたし、キャストさんとのこうした交流もたくさん体験したなぁ、初めて訪れた場所なのに。


”涙が出るくらい”の感動 も、指標に過ぎないのかもしれない。
ほんとに大切なもの が、具現化できたことの。


じゃぁ、そのほんとに大切なものって、なんだろう。
これが大切なんじゃないのかな・・・って応えるのが、哲学なんだろうな。


ひと。ひととひと。その大切さは、TDRでもHKDRでもひしひしと感じる。今回の中期経営計画にも、そこここに顔を出している。
ひとと自然。文明と自然。歴史と自然。ひとと風土。生命力。こういった側面は、HKDRに色濃く感じた。TDRのライブショーでは感じるけれど、パークそのものには弱いかも。中期経営計画でもあまり触れられてないかなぁ。