ファンキー親父 goes to ハリウッド

急遽、初USJ
なぁんにも乗り物には乗らず。ショップにも入らず。
ライブショーは通りがかりに3つ、シアターで3つ。
レストラン2軒。
あとはお散歩して、景色眺めて、空気吸って。


そんな7時間半の滞在の結果。
69歳の母ともども、ゴールドパスにアップグレード。
「\5,700-、寄付になってしまってもいい」というほど気に入りました。


やわらかい空気が素晴らしい。微笑みの国。
ゲストが最高!
あぁ、舞浜がこんな空気だったらなぁ。
ファンキー親父たち&七子さんが「おもいっきり楽しかった!」と言ってたけど、よーくわかりました。そりゃこの空気であのメンバーなら、めっちゃくちゃ楽しかろうて(*^^*)


10:55 出発
11:15 USJ着 ほほぉ、1000円ほど足すと優先駐車場に入れるんだ。ブースで料金を払うと、パンフレットを手渡される。エクスプレスパス・ブックレットの案内だ。
スパイダーマンP 16-18に駐車
園周囲の植栽と土手は低い。ウォーターワールド前説の盛り上がりが、すぐそこで聴こえる。
歩道沿い、街頭の柱にずらっと、年間スタジオパス プライスキャンペーンの告知バナー。
約20組待ちでチケット購入 BGMが小さく流れるだけで、アナウンスがないのが素敵。窓口上の電光掲示板で、年間スタジオパスのキャンペーン情報はちゃんと目に入る。スマートだなぁ。
10組待ちで入園。ウッドペッカーがグリーティング中だけど、姪が怖がる(^^;3歳くらいって着ぐるみをいちばん怖がる時期だよなぁ。5周年バースデーケーキと大屋根を背景に記念撮影。
NY→SFと歩く
うーん、ガイドマップはわかりづらいなぁ。特に、ショースケジュール表との対応が。
12:10-20 パゴダ 開始10分後、正面4列目から
フィッシャーマンズワーフみたいなところで昼食 自動ピアノでベニーグッドマンの曲中心に。マイクで拾ってお手洗いにもPAホンキートンクにしてあって、耳障りだけどワイルドウエストっぽい。中央部の20世紀初頭風な鉄アーチ構造が、平面と45度ずらしてあって、視覚に変化。
昼食食べつつ、じっくりスタジオガイド全体に目を通して、ようやくショースケジュール表との対応が判明。ショー・アトラクション面の場所番号は、ガイド3・4ページの全体マップに、アトモスフィア・エンターテインメント面の場所英数字は、ガイド17・18ページのマップに対応してるんだぁ!
末妹一家と別れ、母とラグーンを一周→アミティ・JAWS乗降場→オズランドと歩く
12:40-55 デトロイト5 開始10分後から。最前列からびっちり詰めず、適宜拡がっての観客。伸びやかでいい。12:48ごろ、そろそろブルースブラザースが始まるかと移動してみたが、まだゲスト3人。戻ってエンディングを観る。
12:55-13:15 ブルースブラザーズ 開始5分後から。いいねぇ!!!ブルースモービル、ちゃんと動くんだ(^^)
NYの路地を探索。TDSよりも面積が広く、実用に使っていない建物もある。路地もよく出来てる。ショーウインドウは、1940-50年代の品物かな?TDSは遠近感を狂わせることでミニチュアの世界に没入した感じにしてあるが、USJは自然な遠近感。実物大の車などが使用されることを前提とした大通りの大きさ。これが”オープンセット”としての設計なんだろうなぁ。TDSは”鉄道模型レイアウト”の手法。
13:45-14:20 ウィケッド おぉ、席数の多い劇場!きっちり詰めて座るゲストたち・・・ナチュラルな思いやり。右サイドブロック2列目左から3・4人目から。歌も踊りもレベルが高い。が、せりふも歌も説明的でぐっと来ず。無理やり30分に縮めてるからかなぁ。側面後方のお客さんは、ちらほらと途中退席されてました。正面から観ると、また違うのかもなぁ。
14:30-55 トト&フレンズ 左後方ブロック2列目右端から。右後方ブロックに妹夫婦発見!冒頭のにわとりでびっくり!!!よく仕込んであるなぁ。
妹夫婦と合流、ダイナーでお茶。途中、BGMが・・・あれ?デトロイト5がやってた演目だ。なんと、店入り口のステージでやってるライブ音を、マイクで拾ってそのまま店内のスピーカーから。スタジオ録音であるかのように歌唱技量が高い。ステージ脇のスピーカーの質が低くて、かなり損してるなぁ。
17:30-18:00 ウォーターワールド 左端ブロック10列目から。誰がどこに行ったのか見失うぐらいめまぐるしいけど、なんせ、ど迫力!!!水上飛行機着水時の爆発で、2列前の若いお姉さんが、びっくりしてひっくり返っちゃったほど。そりゃ、これだけ身体はって熱演してくれてたら、お客さんたちも意気に応えて、ブーイング、アメリカ並みに大声でやるわなぁ。
日没後のNYとSFをお散歩
クリスマスツリー、イルミネーションの変化がお見事。時によって、まったく違うツリーのよう
ゴールドパスにアップグレード
19:00 閉園
19:38 発車
20:00 帰着


感じたことあれこれ

  • 空気がやわらかい
    • 行き交うゲスト
      • ゆったりと歩いてる。微笑みながら、穏やかに。
      • 走ってるゲストは、1組見ただけ
    • ショー現場
      • アトモスフィアショー
        • 開始直前まで人影まばら
        • ゆったりと間隔を取って、舞台前全体に散らばっての鑑賞
        • 常連さんらしき方々も、舞台際には集まらず、むしろ最後方にいたり。
        • ひとそれぞれ、指鳴らしたり、手拍子したり、踊ったり。かつ、全体がうまくいくようにナチュラルに配慮
        • 指笛やこぶし突き上げは、見かけなかったなぁ
      • シアターショー
        • 境目の無いベンチシート、皆さん、スピールされるまでも無く、自主的にきっちりと詰めて座って、たくさんの人が観られるよう配慮
        • 熱いブーイング(^^)
        • 趣味に合わなければ、邪魔にならないよう配慮しつつ途中退席
  • 施策の工夫
    • 優先サービスの有料化
      • 優先駐車エリア
      • エクスプレスパス
      • ガイドツアー
      • レストラン貸切フロア
    • 年間パスポート
      • プライスキャンペーン
      • さまざまな特典
  • 施策告知が熱心・かつスマート
    • 駐車料金ブースでパンフレット手渡し
    • バナー
    • 電光掲示
    • レストラン会計時の「ゴールドパスはお持ちですか?」
    • 年間スタジオパスキャンペーンの場内アナウンス
  • スピール、一度も聞かなかったなぁ
  • クルーさんも、テンパッて無い。自然に、フレンドリー。
  • 出演者、レベル高い!
  • TDRよりもUSJのほうが、”実社会の延長上の世界”という感覚が強い。
    • TDRは巨大鉄道模型レイアウト・USJはオープンセット
      • 自然な遠近感
      • 書割・高速道路・新築中のジェットコースター・にょきっと生えたピーターパンの塔
    • TDRは19世紀末→20世紀初頭・USJは20世紀後半以降
      • ショーウインドウの、50年代のおもちゃや自転車
      • 夜景に鮮やかなネオンが

母は前回、開園1年後ぐらいに来て「もう2度と来ない!」と思ったそうです。
がちゃがちゃしてる。若い男の人がよろこびそうなものばかり。ジャンクやワイルドさや派手さが中心で、うるおいやかわいらしさや聡明さが感じられない。どうもそういうことだった模様。
今回。「とっても良くなってる。応援したくなるほどに。」
どう良くなったか、もし一言で言うと、「すっきりした。」だそうです。ちょうど昨日、神戸の居留地界隈を歩いたときのような素敵さがあった。


僕は。
パークとしての創りやコンセプトは、TDSのほうが好きです。
でもね、USJは、ゲストが素晴らしい。
アトラクションは80-110分待ちのようでしたから、決してガラガラだったわけじゃありません。でも、このやわらかい空気。
心から、運営が軌道に乗ってほしいなぁと想いました。


テーブルサービスのレストラン、みな営業時間が短かった。14:30とか15:00で閉店。
そのかわり、まったく行列せずに、急かされずに、実にゆったりと食べられます。
TDSのように「食事して、お酒飲んで、散歩して、帰る」ようなゲストが定着するためには、食道楽の街大阪だけに、一層の努力が必要なのかなぁ?