目的目標プログラム 結果発表会

iso14001環境マネジメントシステムにおいて、

  • 目的・目標を定め
  • 解決策とタイムスケジュールを計画し
  • 進捗管理しながら

業務課題の解決を着実に進めるやりかたを、「目的目標プログラム」と言います。


今年取り組んできたプログラムたちのなかから、各職場、1課題づつ選んで15分間発表。

  • Plan・・・なぜこの課題が重要か、どんな目標を立てたか、どんな改善策をどんな工程でやるか
  • Do・・・どう工夫しながら、どんなふうに実現したか
  • Check・・・予想通りの結果になったか、副作用は無いか
  • Action・・・成果をどう活かすか、改善を後戻りさせないためになにをするか、予想とのズレにどう手を打つか

日常業務で多忙な中、各職場、実によく頑張って内容を練り上げていた。
欲を言えば・・・資料と発表原稿を仕上げるのに一杯一杯。もうちょっと実演リハーサルを重ねていれば、もっと聴衆に伝わりやすい、聞かせどころを掘り下げた発表に出来たんだろうけどなぁ。内容も、構成も、しゃべり方も、スライドの活かし方も。
実演って、大切。


ゲストとしてお招きした事業所OBの講評から。
「三現主義(現場で・現物を見て・現実的に)だけでは、駄目。プラス原理・原則の五GEN主義が大切。
各職場、原理・原則をきちんと押さえていたのは素晴らしい。」
・・・これは、アドバイス時に留意してきた点だったので、実に嬉しかった。
「メリットだけに目を奪われず、デメリットにもちゃんと目配りを。」
・・・発表となると、つい、良いことばかりを言いたくなり勝ち。
でも、メリットがあれば、必ず同時に、デメリットもある。だからこそ工夫のしどころがある。


発表会で発表をする。
そのためには、自分が・自分の職場が、「なにを大切にし、どう捉え、どんな未来を描き、どう工夫し、なにをしたか」が明確にわかっている必要がある。そうでなければ、聴き手に熱が伝わらない。
だから・・・若手が育つ。勉強になる。
無自覚にやってきたことの意味を、捉え直す機会になる。それは、次の課題を発見し、解決する力を磨く。