感性はデータと体験の蓄積で養われる
大意、こんな感じだったと・・・
「バイオリンの絵を描いてみて」・・・なんどもバイオリンを観ているはずなのに、ほとんどの人が正確に書けない。私たち人間は、であったものを、意識しなければ「体験」や「データ」にしない。
ドアノブをしばらく観察する。2ヶ月もすると、ぱっとドアノブを見ただけで、どんな材質で、いつごろの時代で、つくりが丁寧か雑か、わかるようになる。感性が育つ。
服装や時計もそう。
・・・ラスカルさんとのTEL
雨の日にバイクに乗ると、ライディングに意識が集中する。
深夜に音楽をレコーディングしたり、聴いたりするときのように。
ノイズ・・・実際に音として聞こえているかではなく、意識の・・・が少なくなるからだろう。わざわざそんな日にツーリングするのは「好き者」だけだという側面も。
雨や台風の日のディズニーランド・ディズニーシーもそうだなぁ。
向上心の無いライダーは、体験が深まらない。
iso定期審査の審査官がされた、「呼び水」のはなし。
木ねじをねじ込むときもそうかも。方向を見据え、最初はそっと、まっすぐに入るように・・・やがて、ねじがはっきり切り込まれてくれば、ぐいぐいとねじ込んでいける。時には戻して切子を排出する必要もあるけれど。