氷壁

NHK土曜ドラマ。最終回だけ観て言うのもどうかと想うが、良かった。
好き嫌いや、こうしたいああしたいや、幸せ不幸せよりも大切なもの。
まっすぐなにかに向き合って、真剣に極める・・・俺は甘いな。


石坂浩二さん、うまいなぁ。
吹石一恵さん、たしかもう大学を卒業したんだったかな、でも喫茶店の場面など、高校生時代の透明感あるまなざし・・・阪神芦屋駅で、甲子園と絡めたビクターのポスター観て、「誰だ、これ!」とびっくりした、そのまなざしそのまま。嬉しかった。
ある意味、なにもしなくても、ただそこに居るだけで、ひとに価値はある。それを体現しているかのようなまなざし。


でも、ひとはなにかをしたがる。なにかに向き合って、極めたがる。
登山しかり、オリンピックしかり、職人しかり、芸術家も、ビジネスマンも、エンタテイナーも。