アトモスフィアショー大幅削減について
書きたいことは山のようにあります。文章にまとめきれないほどに。
以下、キーワードの一部をKJ法的に列挙。
- もし、アトモスフィアショー無かりせば・・・僕はTDLのなにに惹かれたか
- アメリカ人にとっては、DLって明治村や日光江戸村のようなもの
- 経営
- ディズニーらしさとは・OLCらしさとは
- アップルらしさ
- かなりな画質のCGアニメーションが、ゲームエンジンで、個人で、作成できる時代に
- そんな時代に、テーマパークの存在価値は。
- ブラヴィッシーモ!
- ある意味、アトモスフィアショーと対極のショー。しかしながら、感じるものはとても似ている。
- すばらしい。そして、そのすばらしさが深く感じられるようになったのは、キャストさんの一言から。
- フルオートマチックだが、大規模ゆえに、天候・そして観客のこころによって、受け取るものが日々違う。
- アトモスフィアショーは、小規模であるがゆえに、自分がこのショー空間に深くかかわっていることを実感せざるを得ない。ブラヴィッシーモ!は、出演者を介在しないショーであるがゆえに、そのショー体験の全ては自己との対話であることを自覚せざるを得ない。ゆえにどちらも、「いま、まさにここに居る自分」を実感する。
- 参加・・・創り手・演者と観客のエネルギー循環
- 出演者・キャスト・OLCとゲストとの関係・・・不幸か幸福か
- 私利私欲と貢献
- テイカーとギバー
- 執着と自由
- 煩悩と解放
- 秘密とオープンさ
- 立派な他者に寄り添ったり蹴飛ばしたりして自己を確認するか、自分の足で立つか
- 記録や記憶に永遠を求めるか、いまこの瞬間を輝かせるか
- 照れ。言葉や立場や文化の違い。障害にもなれば、財産にもなる
- 創造性。そして、ひととひととの交流
以下、れあサイトBBSに僕が書いた発言から・・・
リンク: れあサイトBBS
そして残念ながら、「内面の不安」は的中した模様・・・
アトモスフィア廃止で削減できる経費って、せいぜい年間3億円くらいじゃなかろうか。それを惜しむかなぁ?・・・ということで、僕の中では経費削減説は、ボツ。悪徳常連対策説については。パレード・ステージショー・キャラクターグリーティング・非キャラアトモスフィアショーと分けた時、一番現場が平和でなごやかなのは、僕が見る限り非キャラアトモスフィアショー。これまたボツ。
もし真実なら、ほかに理由があるんじゃなかろうか。
外部のタレントを活用する?
メインショーにライブ要素を増やす?
それとも、TDS開園以来の試みてきた方向性・・・世界の本物の技を見せる・・・が、失敗に終わったと総括した?舞浜の「文化の香り」のおかげで、僕の息子たちは国籍や人種でひとを差別することは一生無いでしょう。
ただの娯楽にとどまらない、深い体験を与えてくれたパーク。これからもどうか、たくさんの人たちに、ハピネスを深く体験させてくれる場所であり続けますように。
>>そのアトモスの雰囲気を破壊するような行動に出ている人たちが一部いるのも事実。随分と前から勝手に輪を作って景観を壊し、正面には三脚を立てて場所を独占。それを毎回行う人たち。
>私は平日のお昼くらいしか行かないのでいまだこういう光景を目撃したことがありません。
週末も、僕は目撃したことがありません。
今回削減されるらしい「非キャラ アトモスフィアショー」に関しては、これは当てはまらないのでは?
ぶらぶらしてたゲスト5-65-6人が、おもむろになんとなく列を作り、「ん!もしや・・・」と想ったら、音楽が聞こえてきてバンド登場・・・なんてのには出くわすことがあります。
「あぁ、ファンの人たちって、雰囲気を壊さないように、配慮してるんだなぁ」と感じてます。大変な状況になってるのは、期間限定の路上ショー。昨年でいえば、だまてらさんご指摘のジャンボリーナイトのほか、ハロウィン、TDLのサマーキッズアドベンチャー、ホールニューワールドのアラビアンコーストでのショー。毎回、同じ顔ぶれなのかどうかは知りません。
ゲスト自身も、ショー空間の一部となる。
結果、深い体験を得る。これがテーマパークの存在意義であり、TDL開園以来ずっと、OLCさんはこれを目指してきた・・・といえるような気がします。
2つの行きかたがあって。
1つは全自動ショー。チキルームに始まり、ブラヴィッシーモ!に至る。
出演者側がなにかをしてくれるということが一切無い分、ゲスト自身がなにを感じ、どう振舞うかが、ショー体験を決めてるってことが顕になる。もう1つは、アトモスフィアショーに始まるスタイル。
出演者がゲストに働きかける。ゲストが呼応し、空間創りに積極的に関与する。
そのひとつの到達点が、「リズム・オブ・ワールド ファイナル」になるような気が、以前からしていました。決められた振りをみんなで踊ることから、さらに先に進む。正しい見本を真似るにとどまらず、各自が受け取ったものを、ショー空間に返す。参加を呼びかけても、誰ひとりパレードルートに出てくれなかったという23年前。それが、ここまでになった。
後者の行き方の、とびきりとんがった試行「ベイサイド・ビート」の終了翌日にこのうわさが出たこと。そして真実ならば、たぶんその時期は、期が変わる3月末・ほぼ「リズム・オブ・ワールド ファイナル」のフィナーレと同じであることに、僕は希望よりも悲しみを感じてしまいます。
もしかしたら、後者の行き方を、あきらめたんじゃなかろうか・・・と。「にぎやかなショーで、手拍子も拍手もせずに黙りこんでるゲストは、正直迷惑。事情があるのかもしれないから気にしないようにはしてるけど」という言葉を、「騒がないゲストは迷惑」と脳内変換し、「私の居場所が無い」と想われるお方もいらっしゃる。
それが多数派ならば、止むを得ないのでしょうかね。
>この先TDRがどんな方向に転ぶにしろ、変化するにもしないにしろ・・・
>きっとだれもが「さすがディズニー!!」「やっぱりディズニーだね!!」って笑顔を見せることが出来るって信じてます♪♪
>
>だってこんなにディズニーを愛してる人たちがいるんですから・・・♪そうでした、うん。
いやぁほんと、まさにそのとおりですね・・・。所詮、僕の内面の不安を、OLCに投影して騒いでるに過ぎないんだよなぁ。
その「内面の不安」ってなにか。自分に聴いてみました。
・・・ふむ。
「レギュラーアトモスフィアショーに、開園ダッシュする人が居ない&三脚円陣も出来ないからといって、人気が無いと誤解されてるんじゃないか」・・・おぉ、これかぁ。なぜ、殺伐としないか。
人気や需要が無いからではなく、たくさんの年間パスポート持ちが、のんびりした雰囲気を守るよう配慮してるから。あえて、登場時間を調べない。
観客が多かったら、後ろから観守るか、通りすがりに眺めるにとどめる。
僕のみならず、そうしてらっしゃるゲスト、多いですよね。「こういうたぐいの「やわらかい配慮」って理解され難い」という不安が、僕の根底にあるみたいです。