ビリー・ジョエル

未発表曲・未発表テイクを集めたCD4枚+ライブDVD1枚のBOXをJ-Waveで紹介。
ア・ハードデイズナイトなど、カバー曲も4曲ほどかかったが、べらぼうに歌がうまい。凄まじい情感伝達力。
9.11テロの特別番組でスタジオで歌ったという「ニューヨークステイト・オブ・マイン」は、まじめに聴いたら胸を締め付けられそう・・・。
そういえばビリー・ジョエルの新譜って、久しく聴かないなぁ・・・と想ったら、なんとポップスの作曲をやめ、今はクラシックの作曲家になっているとのこと。弟さんはそもそも指揮者なんだそうな。近年のピアノ曲が一曲かかったが、ドビュッシーのような見事な作品だった。でも・・・あの歌唱力ほどの凄さは無いなぁ。歌い続けて欲しい!まぎれもなく天与の才。


「ピアノ・マン」が1973年、えっ!
・・・そして、スティービー・ワンダーの「迷信」も1973年だとのこと。
この2曲は、リアルタイムで聴いていたと記憶している。そして、洋楽をリアルタイムで聴き始めたのは、ビートルズだけが小学校6年生1974年、それ以外は中学校に入ってからだと想ってた。
そっかぁ、ビートルズ解散から、わずか3年後の曲なんだ・・・。


70年代にポップス・ロックは急激に発展し、新しい発想や新ジャンルがどんどん生まれた。以後はその遺産で食ってるような気がしてしまうことが時々あります。
でも、ピアノマンと迷信が1973年なんだったら、僕が想ってたよりも更に5年前、60年代後半から70年代前半の変化が、凄かったんだなぁ・・・。