metro.net | Transit Services and Information for Los Angeles County

昨日の記事の続き。
表題は、現在、ロスアンゼルスの交通マネジメントを担っている団体のホームページ。
公共交通・・・ブルー・レッド・グリーン・ゴールドという地下鉄・軽鉄道路線や、バスを運営する一方、フリーウェイの多人数乗車車優先レーン設置や、バス優先レーン設置などの施策も行っているみたい。


Long Range Transportation Plan2003 Short Range Transportation Planを読むと・・・朝夕のフリーウェイの渋滞は、かなりひどい状況になっている様子。一方、都市圏の人口はまだまだ増えているんですね。


興味深いのは現在建設中の、オレンジライン。
metro.net - Orange Line Interactive
鉄道廃線跡に、バス専用レーンと自転車専用道と樹木帯を整備し、2両連結の専用バスを6-10分おきに、電車のような運行形態で走らせる・・・というもの。
鉄軌道と比べて、かなりイニシャルコスト・ランニングコストが節減できるのだとしたら、需要が低い部分はこの手法、面白そう。
中南米のどこかの都市で、これに似た、バスを使った新交通システムを使ってるところがあったよなぁ・・・。


長距離鉄道に、メトロリンクという近郊列車を走らせているけれど、朝夕中心で、しかも貨物列車優先のダイヤのため、途中長時間通過待ちがあったりするみたい。


世界一公共交通機関が発達した街から、世界一フリーウェイが整備された自動車中心の街になって、さぁ、これからまた、どう変貌していくんだろう。
人口は増え続けてて、石油の価格も上がって。一方、かつての鉄道敷という資産はそこここに残っていて。どう資産を活用し、どう便利なシステムを創り、どう需要を喚起・誘導していくか・・・興味深いです。