1820年のGDP

かなりビックリ。

1820年の世界はアジアが圧倒している。GDPの世界シェアを見ると、首位は中国で28・6%、2位インド16・0%、そしてわが日本は6位で3・1%(3、4、5位は仏、英、露。米国は1・8%で9位!)。人口でも中国とインドで世界の半分を超す。

その20年後、アヘン戦争。そして、急激に欧米主導の世界経済へ。
しかしながら、今またアジアの経済規模が大きくなっているのだそうな。

アジア開発銀行の研究では、1820年のアジアはGDPで世界の6割弱だったが、1940年には約19%にまで低下する。それが95年に4割に近づいた。そして25年には再び6割弱を回復するだろうという。

もともと澄みやすい気候で、人口密度が高い地域。
一人当たりのGDPはともかく、地域の経済規模そのものは、大きくて当然なのかもなぁ。
目からうろこでした。