スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐

凄かった。いろんな感慨がこみ上げてきて、なんども涙があふれた。
愛・恐れ・執着・期待・正義・憎しみ・対立・支配・罪・業・・・そして魂・道・受容。


強い愛を持つがゆえに、最強のシスとなってしまう。
そして、強い愛を持つがゆえに、最強のジェダイとなったんだなぁ。
アナキンが居たからこそ、ルークは違う選択が出来た。
永遠をどこに見出すのか・・・それがポイントなのかもしれない。


エンドロールで。
まず、5年前に急逝した父に観せたかったなぁ・・・と想った。
そして、感じたことを語り合いたかったなぁ・・・と。
で、はっとした。
いや、まてよ。父の死があったからこそ、EP1-3のメッセージが、こんなに身にしみて判るんだよな・・・。
そして、父の死があんなふうに受け止められたのは、EP4-6のメッセージのおかげでもある。


期待とはまったく違う現実。父はこの世に居ない。
でもそこに、道がある。意味がある。
そして、この世に居ない父は、今も私に影響を与え続けてくれている。
それに気づけるのは、父の死を、運命を、この人生を、受容したからこそ。


期待にそぐわない出来事って、制御したり、押さえつけたり、切り捨てたりしがち。ある程度うまくいくけれど、身体を壊したり、人を傷つけたり・・・。
ありのまま受容して味わえば、意味が・流れが・道が見えてくる。


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