沖縄戦60年

ここ数ヶ月、毎日新聞で、60年前の今日、沖縄戦がどんな戦況だったか、それがどう報道されたか、毎日連載している。
小さなコラムだし、紹介される史実は、すでに知っていることが多いのだが、この毎日の積み重ねは、なんとも心に深く残る。少しづつ着実に悲惨さを深める戦況。一日一回、切ない思い・・・。


知らなかった史実も。
一番びっくりしたのは、上陸当初、膠着した戦線を打開するため、爆弾を抱えて自爆したアメリカ兵が居たということ。爆弾3勇士や特攻のような自爆攻撃は、アメリカ軍にはあり得ないものだと、なぜか思い込んでいた。
追い詰められたとき、自己犠牲で捨て身の攻撃に出るって悲劇は、古今東西、そこここにあるんだなぁ・・・。