感性と感情のちがい

たとえば。
「好き・嫌い」は感情
「上質・質が低い」「凄い・凄くない」は感性


「この服、質が低いけど、大好き。」
「この絵、だいっ嫌いだけど、凄い。」


感性は、磨かれてくると、「熱い・寒い」並みに客観性を持つ。
感情は、その人が連想する過去の体験に大きく影響を受ける。体験やトラウマは個々人で違うから、生じる感情も人それぞれ。


感性と感情を混同し、
感性を大切にして生きようとして、感情を大切にしてしまっているひとは、
「我が・まま」に生きているのではなく、「トラウマが・まま」に生きていると言えるかも。
「ありのままの今」を感じながら創造するのではなく、「思い込みの過去」に縛られて同じところをぐるぐる回っていると言えるかも。


感性で外界がわかり、
感情で自分がわかる
・・・感情で外界を計っても、うまくいかない。

(3/13追記)
親友が、とってもわかりやすい体験談を記事にしています。

感情の海に飲み込まれてしまうと、大切な心を見失ってしまう。

そして、見失っていることに気づかない。
むしろ、自分の心に忠実に生きているつもりになってしまう・・・。
感情=心 ではないのにね。