平和

ユリーカ!〜仏陀の悟りに到る道〜:不動の中心 http://mind.moo.jp/cgi/mt/archives/2004/11/post_125.php
激しく運動する肉体と、不動の魂。
禅の作務行などで言われる「動中の静」「忙中閑」の部分である。
心の最深部は、どんなときでも静寂を保っている。
たとえ、生命が危機に陥った場面でも、この静寂は動かない。
逆に深い睡眠中でも、この意識はじっと自分の全体を観察している。
「静中の動」である。
(中略)
人生において「動中の静」が確立すると、
禅で言う「喜びを笑い、苦しみを楽しみ、楽しみを味わい、悩みを愛する」境地となる。
自分の周囲の環境は完全ではない、
しかし、その中にあって、真実の幸福を掴むのが悟りたる者の生き方である。

ユリーカ!〜仏陀の悟りに到る道〜:永遠の平和 http://mind.moo.jp/cgi/mt/archives/2004/11/post_128.php
人間は、皆、地上の苦悩や不安といった表面的な世界と、
深いレベルにある、永遠の平和に満ちた世界の二つを持っている。
大海の底には、どんなすさまじい嵐でさえ、
揺るがすことのできない深い静寂(しじま)が広がっているように、
人間の魂の奥底にも、挫折や苦悩といった嵐に、
決して脅かされることのない、聖なる深淵がある。