外部アーティストのライブについて

http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/park/1062319502/190-199 を再編集
昔のランドで外部アーティストのライブコンサートを試行し、うまくいかなかった件は、第1級の一次資料があります。


ディズニー・テーマパークの魅力−「魔法の王国」設立・運営の30年−
http://www.parkcity.ne.jp/~giko/Kamisawa/fileDLD.htm
開園から18年間、TDLの最高運営責任者をやってこられた方の回想録です。
その、第8章 3 オリジナル・ライブショーへの挑戦 をお読みください。


一方、第8章2項には、

私は、エンターテイメント・ビジネスの世界では、日本はアメリカに二十年から二十五年遅れていると思っていた

という記述があります。
TDRスタートから20年すこし。そろそろ外部アーティストのライブが、日本でも受け入れられるころかなぁ・・・と、TDSで試行されているのかもしれませんね。


今、クリスマスなどの繁忙期は、黙っていても2パークほぼ満杯のゲストが詰め掛ける状態。


一方、閑散期は、TDLと同じことをTDSがやったのでは、既存のお客さんを2つのパークで食い合うだけ。
それって、我々ゲストにとっては混雑が低減してメリット大ですが、OLCとしては2パーク化で増した運営費分を、なんとか稼がなければいけない。
だから、TDSTDLに魅力を感じていなかった層を、開拓していく必要がある。新たなリピーターとして。


結果、2つのパークで思いっきりテイストを振ったイベントを開催して反応を見たり、シーでさまざまな試行を繰り返しているんだと、私は観ています。


ってなわけで、今は、大げさに言えば”自分好みのパーク”にしちゃうチャンス(^^)妥当な願望や意見なら、通る確率がとっても高い。実際、叶ってます。

もちろん、1ゲストの立場で出来ることなんて、たかがしれている。ささやかなもんです。と同時に、1ゲストですから、失うものはほとんど何も無い。

もっともですねぇ、ライブショーってイニシャルコストは安いけれど、ランニングコストは高そうですから、来年・再来年と大型アトラクションが完成してしまえば、あまり力を入れてくれなくなる可能性は、大。

たぶん、来春までは閑散期にいろんな試みを、ライブショーに関してしてくださるでしょう。その結果、新規リピーター獲得にとびっきり貢献したならば、以後も力を注いでくれるかも。