実家へ帰省

母と経験の継承の話を。
かつて「家業」という形で伝承されていたノウハウが、近代企業の形態をとるようになり、企業内で、業界で、社会的に伝承・交流。結果、より高度なことが為せるようになっている。
と同時に、核家族化によって、世代間の密な伝承は薄まっているかも。
先日毎日新聞夕刊で、日本の生きる道は「標準部品組み合わせ型」を超えた「すりあわせ型」のものづくりにあり、その実体験をたくさんもったベテランが、定年退職後、指導員として活躍できるよう、カリキュラムを組むことを東大ものづくり研で研究している・・・という記事を読んだ。ISO14001の審査員も、私の父の定年後も、そう。歴史的流れを考えると、今後こういったニーズと場は、増えるだろう。
ならば、一個人としては、業務課題にまっすぐに取り組むことで、企業の枠を超えて価値を持つほどの経験と見識を身に着けることが大切だなぁ・・・。