創意とくふう 2004年3月号インタビュー レース編み作家 本田寿子さん (株)フィルノット代表

http://www.philknot.com/top.htm
ファンティリュージョンとドリームライツの、光るレース編み衣装を創られたようです。
編物・マクラメをやってこられて。何か新しいものはできないかと模索していた。

結んだり、編んだりということは人間が昔から永々とやっているものですから、構成を変えることはできても、新しい結びを考案するというのは無理なんです。金属など糸を変えてさんざんチャレンジし、他に何か無いかしらと思っていたら、「光る紐がおまっせ」という友人のひと声に飛びついたのが、光ファイバーだったのです。

で、結んでみたら、なぜか結び目だけが光った!それまでは端面の発光を使うものしかなかったわけです・・・。
最初はよく折れたりし、3年くらいでやっとコンスタントに出来る様になったそうです。
マクラメのエピソードといい、既存の技法への関心と、新しい領域への挑戦とが、すばらしい作品を創りたいという熱意で結びついておられるのが、みそなのかなぁと感じました。
87年に展覧会、90年花博に納入で、95年にパレード採用ですから、OLCも素早い・・・。