南房パラダイス

想像以上に大規模だった!
植物も、動物も、鳥も、蝶も、とても丁寧に世話されていた。


温室の戸を開けるたび、がらっと世界が変わる。とてもきれいに手入れされた植物たち。
のびのびとしてて、ひと懐っこくて、個性豊かな動物と鳥。
そして蝶。ひとり強のスタッフで、これだけの飼育をしておられるとは!さほど大きくはない温室なのに、生育サイクルのある程度の部分を、温室内で成立させておられる。凄いなぁ・・・。
見ごたえがあったし、とても楽しかった。


けれど、お客さんが少ない。
最小限のスタッフでまわしている感じ。
ペンキなど、ハードウェア面のメンテナンスも十分にできていない。


来年4月から、民間に売却されてしまうらしい。
果たして、この愛情こもった丁寧な生物の世話っぷりを、引き継げるのだろうか・・・


帰路、東京ドイツ村の夜間イルミネーションにむかうらしき車たちの大渋滞をみた。
あれではドイツ村にたどりつけるかどうかさえ定かではない。
少なくともたどりつくまでの時間で、南房パラダイスに行き、キャンドルイルミネーションを観て、帰ってくることができる。
ドイツ村のイルミネーションよりは小規模で素朴なのだろう。けれどきっと、ずっと楽しかろう。僕たちは今回観ずに帰ってきたけれど、こころ込めて準備しておられた。