「昭和情景博物館・金魚鉢の光」動力化

阪神国道線71型 通称”金魚鉢”
叔母の家が浜甲子園にあった頃、なんどか乗った思い出の電車だ。
窓の大きな電車だなぁ・・・と想った記憶があるような気がするのだけれど、もしかしたら、あとからこの車両の写真を観ての印象なのかもしれない。
いま見ても斬新なスタイル。


もうおおよそ8年前になるらしい。表題の食玩として発売された。
ブラインドパッケージを2個購入。ひとつめは都電6000金太郎塗装。ふたつめで引き当てた。思い出の”上甲子園-浜甲子園”仕様。なんだかバランスの悪いデフォルメだけれど、これが1/150模型になるなんて!
いつの日にか動力化を・・・と夢見てました。


やがて、Bトレインショーティー用動力を大改造した作例も登場、でも自分の工作力と、車輪が大きいこととで、着手には至らず。


舞浜天賞堂HBfの閉店以来、鉄道模型情報に触れないまま、浦島太郎状態。
なんと昨年、タカラトミー鉄道コレクションシリーズから、路面電車と、その動力ユニットTM-TR01が発売されたそうではないですか!これなら簡単に動力化できるぞ。
・・・ところが動力ユニットは早々に売り切れたとのこと。同じ事考えてたひと、多かったんじゃないかなぁ。GreenMaxで長く発売されている、ディズプレイ用都電セットの動力化にも使えそうですし。


土曜日、しんさんに秋葉原模型店を案内していただきながら巡るうち、路面電車第2シリーズの発売と、動力ユニット再生産を知り。購入してきました。
・・・実は昨日は前哨戦。今日が本命です。


ぐぐってみたら、
都電6000のほうは、組み込み事例がたくさんみつかったのですが、
阪神国道71は、2件程度。
さぁ、いじってみました。


都電6000は、窓ガラスパーツさえ除去してしまえば、動力ユニットを「台車間固定位置:短、床下スペーサー:LL」にすることで、ぴったりとはまります。
窓ガラスを薄板に交換し、両面テープで車体と動力を固定する程度でOK。


阪神国道71は、窓ガラスパーツの下2mmほど削り、「台車間固定位置:長、床下スペーサー:LL」で、元の床板より若干台車間隔が短いですが、うまく収まりそう。
とりあえずは、排障器パーツをはずして動力ユニット両端に付け、天井裏に1mm厚のスペーサーを両面テープで止め、窓ガラスは外して、仮完成としました。