さかのぼり日本史 昭和 とめられなかった戦争 第2回「日米開戦 決断と記憶」

1945年の敗戦に至るまで、日本はなぜ戦争を続けたのか。歴史学者加藤陽子さんが、日米開戦、日中戦争満州事変と、激動の昭和をさかのぼりながら考える。


なぜ日本は圧倒的な国力差があるアメリカとの戦争を決断したのか。加藤陽子さんは、天皇・軍部・政府指導者に共通する日露戦争の記憶に注目する。開戦の最大の推進力となった陸海軍の中堅将校は皆、日露戦争勝利の興奮と熱狂という共通の世代体験を持っていた。日露戦争時、ロシアとの国力差は10倍ほど。同じような国力差のあるアメリカとの戦争でも、短期決戦なら勝機があると見込み、開戦に向かったと、加藤さんは考える。

うーむ・・・なるほど。いま視聴中。