バンクーバー五輪

女子フィギュアフリー

キム・ヨナさん 完璧!素晴らしい・・・
真央ちゃん、トリプルアクセルを確実にするために一体どれだけの修練を積んだんだろう。凄みを感じた。心優しいひとだけに、もしかしたら、音楽プレーヤーで集中するのではなく、キム・ヨナ選手の演伎をしっかり応援し、拍手を送った方が、真央ちゃんにとって”気持ち豊かになる方法”だったかもしれないな。


素晴らしい演伎が続いたなか、僕個人が一番深く感動したのは、鈴木明子さんのウエストサイド物語。こみ上げてくるものがあった。


イタリアのコストナー ジャンプの不調さえなければ・・・スピンもステップも、実に優美で美しかった。
フィンランドのレビスト 美しい。
レイチェル・フラットさん 尻上がりに調子が上がる。エンタテナー!
安藤美姫さん クレオパトラ。とても丁寧な演技。スピンの軸がちょっとブレたほかは、完璧だったのでは? 彼女の魅力がとてもよく出たプログラムだった。女王という役割と、女性と。
キム・ヨナさん ガーシュウィンのピアノ協奏曲。指先から肩から背中から、音楽が流れ出しているかのよう。滑り終えた時の涙。どうやらはじめて、嬉し涙を知った瞬間だったらしい。
浅田真央さん ラフマニノフの「鐘」。表現したもののスケールの大きさは、一番だった。

どんな4分間でしたか?
(いつもの笑顔)「そうですねぇ、ほんとうに・・・・・あぁ、長かった(というか)あっという間でした。」(顔が悲しそうに)
長かった、あっという間。それはどんな感じでしたか?
(みるみる涙が溢れて。そして30秒の沈黙。)

ジョアニー・ロシェットさん サムソンとデリラ。大声援のもと、踊りきった。
長洲未来さん 若々しいカルメン。可愛い!


男子に続き、女子も日本チーム3人全員入賞。凄い。
長洲未来さんも入れれば、トップ8人の半分が日本国籍
と同時に、国籍って本質的なものではないなぁとも、つくづく想う。

女子アイスホッケー カナダvsアメリ

長男が、興味深そうに真剣に観ている。
あ、そうか!
「もしかして、アイスホッケー観るの初めて?」「うん」
・・・そういえば僕自身、この”ぶぅおー!!!”というホイッスルの音、ずいぶん久しぶりに聴く。十数年ぶりかも・・・。


かつては、国内リーグも含め、TV中継を観る機会はしばしばあったように想う。
でも今や、オリンピックの機会でもないと・・・。
事業団チームが解散したり、アイススケートリンクが減少したり。


僕はたまたま、実家から30kmほど離れた福山市スケートリンクが有ったから、小学生のうちに、数度スケートをすることが出来た。
でも、そのリンクが閉鎖されてから、もうずいぶんと経つらしい。
いま、スケートが容易にできる地域って、どのくらいあるんだろう?!?

スポットライト