ミヤタ前輪 タイヤはめ直し

ラベル位置が、バルブ穴とずれているので、リム勘合部清掃もかねてはめ直す。
バルブをリムにとめるナットが固く、プライヤーで緩める。もともと傷があったような・・・プライヤーで締めてたんだろうか。
えーっと、ラベルが片側しか無い場合、左右どっちにするんだろう?・・・

リムのバルブ穴とタイヤのラベルを合わせるのが見た目を美しくするポイント。ラベルはタイヤの片方にしかないので、ギヤ側(右側)に合わせます。

方向指定のあるタイヤも右にマークがくるよう作られてます

なるほど、右にするのが一般的みたい。そして、希望する性能を出すべく、トレッドの方向を変えることもあるようです。


こんな記事も見つけました。

最近このタイヤの装着方向は メーカーのロゴ
が書かれている方を右に取り付ける なんて話を良く耳にします
しかし こんな事を誰が言い出したか知りませんが これを信用
して良いのかな? タイヤの取り付け方向は あくまでトレッド
基準に考えるのが本当だと思いますよ

そのあとの記述を読んで、なるほど納得。
こちらのBlog、まだ、さらっと読んでみただけですが、自転車メンテナンスに関する記事が深く充実してて、うならされました。


前オーナーの組み付けでは、ラベルは右に来ていた・・・ただし、車輪そのものが、ハブ刻印が後ろ向きになるように組まれていた。
タイヤをずらすだけじゃなく、いったんはずして裏返そう。

スペックのメモ

  • チューブ IRC 27x1・700x25・28C
  • タイヤ IRC 28-C22 700x28C 空気圧600KPa(6.0kg/cm2)
  • リム ARAYA 700C シングルウォール 内幅15.5mm 外幅22.5mm
  • リムフラップ ゴム 幅1cm

ミヤタ後輪 清掃

ギトギトのスプロケット、竹串で油泥をかき落としながら清掃。綺麗な銀色に。なるべく磨き傷をつけないよう心がけたが・・・
昨日の前輪同様、磨き。
ハブ軸、がたがあるだけで回転は滑らかだし、玉押し調整だけで逃げようか・・・と迷う。実際、玉押し調整で、そこそこいい感じに。
しかし、グリスがほぼ切れかけているし、分解を実施。
ボスフリーはサンツアーα6段。4つ爪のフリーはずしは持っていない。2つ爪は本当に会わないのか・・・とあわせてみたら、爪幅はほぼ同じだが、外形が0.5mmほど細くて入らない!
やむなく、ボスフリーがついたまま、軸を抜き、玉をはずし。
フリー内部に汚れが侵入しないよう、向きを工夫しながら、クリーナー噴射と拭きあげで、古いグリスと油汚れを落とす。フリー側カップは完全に落としきれないが、指で異物が入っていないことを入念に確認した。

左側は、玉・玉押しとも理想的。
フリー側は、玉2個に0.5mm径の傷。玉押しは小さな虫食いが2箇所・0.5mm径と0.3mm径。とりあえず、Vxハブからはずした綺麗な玉を補充(なお、ほんとうは、1セット全数交換すべきです)


玉押しセット。かすかにざらざら感はあるが、なかなか滑らかに仕上がる。


タイヤはめなおし。
ラベルの向きはあってるので、片側ビードのみはずし、タイヤをずらしてバルブとラベルを位置あわせ。
リムの内部を点検、リムフラップ含め異常なし。
はめなおす。