知る楽 仕事学伝授 藤原和博さん「スピード突破術」第1回 異なる力のつなげ方

暖かいおもいやりと敷居の低さ、冷静な分析力とモデル化の力が両立してる。
だから、まじめ、そして、面白い。

  • 目的を視覚化する

ホワイトボードで、さらさらと、

    • 学校教育の現況(縦軸に基礎-応用 横軸に個別-集団 それを下支えする家庭と地域)
    • どてらと夜スペの果たす役割(手薄な、基礎&個別 応用&集団を補う)
    • ボランティア重視はなぜか(家庭や地域社会の力が落ちている。コミュニティを育てる)

を。
プレゼンは、最初の3ページで決まる。インパクトを狙うと言うよりも、相手と目的意識を共有する。最初はホワイトボードに書きながらやることが多い。

  • ななめの関係を育てる

縦の関係・横の関係とあるけれど、学校のボランティアはななめの関係。
中学生の前では、名刺も肩書きも通用しない。ひとりの人間としてなにを為すか、だけ。
100人ものボランティアが、藤原さんの学校で活躍されているのは、その面白さがあるからなのだろう。


名前も肩書きも関係ない、本質と本質のふれあい。
マイケルが子供たちを大切にした、大きな理由のひとつだろうなぁ。


いまの子供たちは、”自己尊厳”の意識が低いそうな。
ひとりのひととして、向き合い、表現してくれるおとなが居ないからなのかも。
子供には、肩書きも実績も無い。でも、そういうものさしで計られる世界ばかりに、取り巻かれているのかも。