ジャッジII

よく練られた脚本。
並行するエピソードが、相互に絡み合って、立体的に物事を感じさせてくれる。
大切なものは、なんなのか。
個性。かけがえのなさ。判例は合っても、都度、今の時代と、個別のひとと事件とに向き合って、ベストな答えを出すしかない。
だから・・・裁判官も、弁護士も、悩み、考え、なによりも感じながら、ひとつの答えを見出していく。


今日のタイトルは・・・”ふたり”
うーむ、深いなぁ。いろんな組み合わせのふたりが、登場する。
主人公と親友、司法研生コンビ、女性弁護士ふたり、女性弁護士とベテラン弁護士、弁護士と依頼人が二組、そして子供二人。
境遇も、個性も、それぞれ違い。ただ縁があって。
縁が、一人では見えない、かけがえの無いものを見せてくれる。


それぞれ違って、だからこそ、それぞれ同じようにかけがえが無い。