妻・次男と出発。

行きの道中、なじみのさるお店の新POSシステムの話から、フロー重視経営について、次男に簡単に説明しようと試みる。

  • 黒字でも倒産しうる・・・たとえば売り掛け未回収金が多ければ
  • 資産が多くても倒産しうる・・・たとえば不良在庫が多ければ
  • 経営とは、出資者/従業員/顧客が提供してくれた資金や労力を、いかに活用して、たくさんの価値(素敵なこと)を生み出し、たくさん還元するか、という仕事。
    • 見た目の売り上げが多くても、未回収の売上金が多ければ、次の価値を生み出せない
    • 見た目の資産が多くても、不良在庫が多ければ、社会に価値を提供してるとは言えない

13:14 ANNEXP
シルクドソレイユシアターは、今日明日お休み。チケット窓口は夕方から夜に開くみたい。
イクスピアリのスロープ廊下に、ZEDの告知展示。

まず、プロモーションビデオを一通り観る。舞台のせりが香港ディズニーランドのライオンキング同様、無から瞬間的に有を生み出せるように創られてる。これは楽しみだ・・・。

ボード展示。

  • 20人で始めたことが、20年ちょっとでここまでに・・・。
  • ”アスリートからアーチストへ”なるほどなぁ。オリンピックメダリストたちにワークショップで表現力を。
  • ”動物を使わない”
  • ”言葉が要らない”

モンスーンカフェ 次男とこんな話を。思い起こしながら、新たに浮かんだことを付け加えつつ以下記述。

  • 16-19世紀。オペラはハリウッド映画のようなものだったらしい。市民の経済力向上で、大劇場での長期公演も可能となり、資金と労力と才能を注ぎ込んだエンタテイメントづくりが可能となった。日本においては、歌舞伎や文楽がそうだろう。
  • そして、映画の発明。ランニングコストが安い。同時多箇所上演が可能。観客動員数は飛躍的に増えうるようになり、莫大な資金を注ぎ込むことが可能になった。一方で、エンタテイナーや製作スタッフの所要数は減ったんだろうなぁ・・・。音楽では、レコードが、生演奏(プロ演奏の鑑賞・楽譜購入による自分での演奏 どちらも)をかなりの程度置き換えて。
  • 市民は多忙になり、二本立て三本立てで半日つぶすようなゆとりは無くなる。余暇時間が減ったのみならず、もしかしたらレジャーの選択肢が増えたことも一因かなぁ。特にアメリカにおいては、自動車の普及などで、自ら動くスタイルのレジャーが可能となったもんねぇ。まてよ、そのちょっと前に、アメリカ以外でも都市部においては、電車の登場で、郊外でのレジャーが可能になった。
  • やがて戦後は、TVの登場。スポンサー&CMシステムによる資金集め。視聴者が金銭負担さえもしない、気楽で軽くて受けがいいエンタテイメント。それだけで日常を埋めてしまうことさえ可能な一方、たぶん多くの人にとっては、ライブエンタテイメントの良さもはっきりしたんじゃなかろうか。チケットを買って観劇に出かけたり、自ら踊り演奏したり、パーティーをプロデュースしたり。
  • 1955年、”テーマパーク”というエンタテイメントスタイルの登場って、こういう歴史の流れの中にあったと言えそう。ドライブ/ピクニック/ハイキング(小旅行?!?)と、ライブエンタテイメントと、博覧会/博物館の合体。
  • そして今。ライブエンタテイメントにおいて、東京ディズニーリゾートはたぶん、日本で一番/世界でも有数に、たくさんのエネルギーや資金が集まり、才能を注ぎ込みうる場所。オリンピック開会式のような一回こっきり&国家支援付のものは別として。幅広い顧客層。たくさんの動員数。

大道芸は、ひとりでなんでも。プロヂュースも構成も演出も衣装も演技もトレーニングも。その面白さ。
それを組み合わせ、アートにした、シルク・ド・ソレイユの発想。数千人の観客が、連日数万円のチケットを購入してくれるからこそ、可能なショー。
TDR。ほんとは2回公演におさえたいところを3回無理したり、踊りたいジャンルとは違うものを踊ったり。でもいまはまだ、数千円で数万人ではこれが目いっぱい。
ミニ男。同一内容・多数回公演が可能になれば、注いだ労力が、よりたくさんの価値を生み出す。結果、よりたくさんのエネルギーや才能を注ぎこめる。


この先、どうなるんだろう。
TVはたぶん、どんどん退潮する。そういえば、GMアカデミー賞中継のスポンサーを降りたというニュースが。
自ら踊ったり演奏したりは、これまたしぼむ一方?!?・・・ぼくよりも親の世代のほうが踊っていたろう。たとえばダンスパーティーはポピュラーだった。僕の世代だとディスコ。頻度は少なくとも、一度も行ったことの無い奴はまれだろう。果たして息子世代は?
ライブエンタテイメントを観るのはどうだろう。やらないと、観る楽しみもわからない、かもなぁ。受身一方では、だめなんだと想う。
アスリートが、アートの世界にどんどん進出する・・・だろうなぁ。フィギュアスケートしかり、新体操/体操しかり。それをちゃんと、ディズニーシーはポピュラーな流れに乗せるべく動いて居たんだなぁ。水泳や武道も、アートと融合するんだろうなぁ。


この先、どうできるんだろう。
やる楽しみと、観る楽しみを、どちらもたくさんの人に、たくさんの層に、知ってもらう。
才能を発見する。これは、インターネットのおかげで、飛躍的に容易になったし、なっていくはず。
組み合わせの面白さも、増えていくだろう。
存在の根源に触れる、ありのままを感じる、表現力を増す。その機会は増やせるだろう。


僕に出来ることは、なんだろう。
どんな課題/科目でもいいから、極限をめざす・・・というのは、ひとつあるなぁ。



クラブイクスピアリ

天賞堂HBf

TDL

ミニー・オー!ミニー フィエスタトロピカールから場外で。軽くステップを踏む若い女性ゲスト二人、かっこいい!

ジュビレーション パートナーズ像右脇 立ち見3列目から。
トゥモローランド自動販売機を観に行く。モンスターズインク工事用仮囲いを延長してブースを創り、その中に2台。うーん、さしたる工夫もなし。プッシュ君やらトゥーンパークのゴミ箱みたいに芸をしてくれるわけではなさそう。お客さんは、待たない程度には次々と。
ロイ&ミニーの像。素敵だなぁ・・・でも設置場所がちょっと絵にならないような。僕ならたぶん、ウェルカムボード対面、花壇を6mほど後退させて記念撮影スペースを確保して、そこに置くかなぁ。もっとも、なにからなにまで中心線上ってのも、いやらしいかなぁ?
TDLホテルで妻と合流。ビビデバビデブティックのお姉さん二人、杖・・・メーキャップブラシかな?先端がピンクの房・・・を振りながら呼び込み中。笑顔が素敵!妻によると・・・お客さんゼロだったとのこと。えっ、先日覗いた時は、満席だったのに!!!曜日・時期・天候によって、左右されちゃうかもなぁ。
丸善で次男と合流
セレブレーションプラザは、自転車アクロバットの大道芸
17:19 舞浜発