25周年セカンドシーズン初体験

<--長男、試験の中休み。妻と舞浜でモンスーンカフェ&インディ&イツモノカフェ-->

TDLで5指に入る素敵キャストさんと、ばったり再会。たぶん5年ぶり!!!
前回お会いしたときは、プラザの特設店舗前で、パレードが良く見えないちびっ子ゲストたちに、参加ダンスを教えながら、とても楽しそうに踊っていた。そのちびっ子たち、ミッキーやダンサーさんと踊るのとおなじ、いやたぶんれ以上に楽しいんじゃないか・・・というほど、きらきらはじけてた。
そんな素敵キャストさんが異動されたのが、東京ディズニーランドホテル
ロビーでお客さんを見守っていたのは、アンバサダーで一番印象深い、ミッキーの化身のような素敵キャストさん。
新人らしきキャストさんたちも、ひたむきに、にこやかに、一所懸命に、フレンドリーに、応対されている。


ディズニーランドホテル、キャストさんの志は高い!
それを生かすのも殺すのも、グランドデザイン次第。
今回、中庭−ロビー−玄関と歩いてみて・・・やっぱり建物は気に入らない。唯一玄関前の庭だけは、じーんとしたけれど。もっとうるおい・ゆとり・遊び心を感じさせるような建築に仕上げられたはず。これは手直しが難しいだけに、とても残念。


スカットル前を通りがかったら、キャストさんたちが、迷子対応をしていた。

心通わせ、リラックスさせつつ、一所懸命に親御さんを探す。
・・・1時間ほど後。スカットルに乗り終えて、入り口スタッフに挨拶してたら、さっきの迷子さんが、お母さんと一緒に通りかかる。キャストさんが声をかけたら、にっこにこの笑顔。
”楽しそうですねぇ”「はい。良かったぁ・・・」”ほんとに素敵なお仕事ですよねぇ。きっとキャストさんたちのこと、ずっと忘れないですよ!”


ボンファイヤー、おかえりなさい!
ゲストの盛り上がりと、出演者の”気”が素晴らしい。点火のシーン、涙が出た。
唯一残念なのは・・・ブートキャンプを越えるなにかを提示して欲しかった!
去年のあの絶妙の構成が、初見のゲストも自然に参加へと引き込んでた。
今回、ゲストの熱気に巻き込まれて、自然に踊っちゃう初見ゲストも多そうだったけど・・・僕の斜め前の若い女性6人組は、とまどったまま終わっちゃった。



サドル交換後、初長距離
18:16 自宅発
18:41 葛西橋
車道→緑道
19:01 TDL
ずんずん響いてくるリズムに誘われて、ミニー・オー!ミニー ゲスト参加ダンスラストあたりから観る。今日も手抜きなしの大熱演!歌はうまい・アドリブは面白い・ダンスは情熱びんびん・パーカッションは歯切れいい・そして宙返りの空中姿勢が見事。場外のゲストも多数どよめく。


スターライト・ドリームス 城左側パレードルート後方から。大期待だったけれど・・・正直しょんぼり。
序盤の”魔法使いの弟子”は、とてもわくわくした。なるほど、この技術で、こぉんなことまで出来て、あのシーンをこんなふうに表現出来るのか!!!と。
でもそのあとは、さしたる驚きもなければ、表現の奥深さも感じられない。
これまでのキャッスルショーの名シーンを連想させるようにつくってあるような気もしたけれど、ピンと来なかった。


東京ディズニーランドホテル


TDS
ブラヴィッシーモ! カフェポルトフィーノ前 立ち見2列目から。外国から来られてるらしきアジア系のゲストが周囲に。左後方のカップルは、物静かに、じぃっと見入る。右後方のカップルは、はしゃいだり、ソプラノをまねたりとにぎやか。やがて彼女は、じぃっと見入るが、彼はうろうろきょろきょろ。彼女を下から見上げたり、後方のテラスから見つめるゲストたちを眺めたり。
前説はたぶん理解しておられない二組、それぞれ対照的な観方。そしてどちらもたぶん、いろいろなものを感じて持ち帰られた様子。
いろんな見方があって。前方のお客さんたちは、じぃっと吸い込まれるように凝視。一方、プロメテオベリッシーの出会いあたりからは、にぎやかな花火に誘われてハーバーに注意を向けたゲストが、わらわらと隙間に入ってきて、きゃぁきゃぁ言いながら写真を撮る。
それぞれ人生。いろんな観方が出来て、いろんな感慨を持ち帰れる。この間口の広さと奥行きの深さ。凄いショーだなぁ・・・。


スカットル前、迷子の応対中
ボンファイヤーダンス 15分前で、立ち見も奥側しか空いてないという大人気!マジックランプシアター出口前立ち見5列目あたりに。


シンドバッド


スカットル


ポンテベッキオ→ベネチア 女性ゴンドリエが舟をこぐ


22:12 TDS
22:22
22:37
22:49
22:57


7/11追記
エウロパさんの”スターライト・ドリームス”レビューが、とても秀逸。まったく同感です。

廃墟となったお城をどうしようと悩むと「みんなで信じれば夢は叶う」と、
なんの説得力もないとってつけた都合の良い手法であっという間に修復完了。
プロットの段階でダメ出しする関係者はいなかったのだろうか? 


ちょっと話が脱線してしまうが、
20周年あたりから多様しているこの演出は、子供の教育上良くないとつくづく思う。
なんの苦労もしないで「信じれば」夢が叶ってしまうというこの流れ。
ウォルトが言い続けたことはこういうことではないだろう。
「夢は叶う」というのは「便利な呪文」ではない。
「諦めずに信じ続け、そのために努力する」が抜けてしまうと、なんの説得力もない。


追記:後日、鑑賞席から見て、印象が好転しました。
廃墟のよ9な城が、一瞬で美しくよみがえる演出も、腑に落ちました。
http://d.hatena.ne.jp/BigLove/20080723#1216954516