真実の自分

昨日見つけた友人のBlog。
癌の発見から、手術に至るまでを読んだ。

私は今まで長年に渡って、または一生を通じて自分
の課題だと思っていた重要な問題を抱えていた。それが、ガンになった途端にすっかり
なくなってしまったのだ。今までどんなに手を尽くしても越えられなかった課題が、驚く
程いとも簡単に越えられてしまった。今は心の底から真実の自分を生きていると言える。
だからガンに感謝している。

彼女の課題・・・4時間ほどして、はっとした。
立派すぎるよ、さっちゃん。もう、奉仕はいいよ。


生まれたばかりの赤ん坊は、そのままでそのひとなのに。
私たちはいつしか、特に思春期以降、なにものかにならねばと懸命になる。
「創造的ギャップ埋め」を選んだり、「破壊的ギャップ埋め」を選んだり。
かくしていろんな価値が生まれ、ドラマが生まれ、いろんな作品が生まれ。


子供は、なにもしなくても・なにも出来なくても、ただそこにいるだけで・ただここにあるだけで、価値があることを知っている。ギャップなんて、ほんとは無いってことを知っている。


でもきっとこれからも、さっちゃんは、貢献しようとして、奉仕しようとして、与えようとして、頑張っちゃうんだろうなぁ・・・・・。


ぼくがはっとして思い当たった課題、さっちゃんが言ってる課題とは全然違うものなのかもしれないけれど。
ずっと立派であり続けてきたさっちゃんにとって、今、このからだが思うに任せない時期って、たぶんとっても貴重なときなんだと想う。
妹さん夫婦に、しっかりお世話になってくださいね。