ベイサイドビート初日

よく晴れた、気持ちのいい一日。
ベイサイドビート、課題は一杯あると想う。時間によって、場所によって、ひとによって、同じ会場でも、評価が大きく違ったりもする。
とても大きな可能性のある試みなのは、間違いなし。
ヒップホップにせよ、ラテンにせよ、リズム・オブ・ワールドにせよ、「熱烈なファン」の存在は、盛り上がりに必須なんだと想う。その、異なるファンたちを、いかに上手くクロスオーバーさせるかが肝なんじゃなかろうか。上手く混在させれば、きっと面白いことになる。クラブ好きに、最高に盛り上がったリズム・オブ・ワールドを体験して欲しかったなぁ・・・。
僕個人の感想を端的に述べると・・・楽しかった!ウルトラ級では無かったけれど。
カタン以外は、ガッツリとは体験できなかった。けれど、ただパークを歩いていても、独特の高揚感があった。
そして、まぎれもなくパーク中が「思いっきり叫び、踊り、笑うための場」だってことが、とっても嬉しかった。「こんなに叫び、踊り、笑っちゃっていいのかなぁ?」なぁんて全く気にしなくっていいってことが。
11:35 舞浜着

17:18-25 モノレールでTDSへ。西の水平線、今日は雲があって、はっきりと日没は見えない。

チケットブース-ゲート間はシートを敷いてベイサイド。ビートの入場を待つ人々が。密度低く、だいたい埋まってる感じ。計600人くらいかなぁ?

パークをぶらっと一周散歩。火山越しの夕空が綺麗!

AWF、21:45から、リズム・オブ・ワールドがあるとのこと。2/1からと全く同じ内容だそうです。

ケープコッドは静か。灯台から夕空を楽しむ。
ピラミッド前を通って、ユカタン・ベースキャンプ・グリルへ。セッティングにいそしむスタッフ、打ち合わせをする背広姿のキャストさん。意気込みと、自信と、ドキドキとが伝わってきました。たしかホットラテンナイトとほぼ同じ形の舞台。踊れるフロアを、かなり広く取ってくれるみたいだなぁ・・・

お!レイジング・スピリッツ、待ちなしだ!好きな搭乗場所を選ばせてもらえたので、最後尾に。この時間帯、上から眺める景色もとってもきれいだなぁ。

アラビアンコーストへ。丁度、舞台前面のポールとロープをはずしてるところ。
スカットルのスクーターへ。-入り口のお姉さんと「今夜は運営するんですか?」「マーメイドラグーンはお休みなんです。今夜いらっしゃるんですか?」「はいっ」
搭乗して、帰り際。「おもいっきり楽しんでくださいねっ!初めての試みですから(^^)」・・・パークを愛し、ゲストに素敵な体験をしてもらおうと全力を尽くしてるひとならではの言葉。嬉しかったなぁ!
中央救護室横WCへ。ミッキー広場に牽引車登場。発電機を搭載した照明やぐらを引っ張ってる。広場の左右に設置。
ゲストリレーションでベイサイドビートのタイムスケジュールをもらう。

18:20 TDSをいったん出て、ベイサイドビートの入場待ち列へ。チケットブースのひさしあたり。周囲はほとんど普通の若者。大きな袋を提げてたりディズニーグッズで身を固めてるような人は皆無。もっとも、チケットブースとゲートの間で、シートを敷いて長時間待機してた人たちには、そんな感じの人々が多かったらしい。リゾートラインが、次々とお客さんを運んでくる。お隣の、一人で来てる20才そこそこの毛糸頭巾帽をかぶったボーイッシュな女性、渋谷のタワーレコードでパスポートを買ったとのこと。ほぉ、引き換え不要な券、ウェルカムセンター以外でも売ってたんだ。新宿タワーレコードでも売ってたそうな。

19:00 入場開始。走る人ほとんど無し!いいねぇ、これぞ本来の姿。並んで手を振ってくれるキャストさんたちに、手を振り返しながら早足で歩く。ごくたまに駆け抜けていくゲストを見て、周囲のお客さんが「アトラクションでも目指してるんじゃない?」(^^)
なお、列先頭付近の長時間待ってた人たちは、なにやら凄い走りっぷりだった模様(^^;;;
ザンビーニ脇階段を上がり、カルデラを抜け。お!ギョウザドッグに15人ほど行列がっ!!!なんだか微笑ましい(^^)TDS必勝法だもんね。
アラビアンコースト正面大階段を封鎖し、光る棒を振ってバザール側に誘導しているのが見える。一緒に歩いてたゲストの2/3はそちらへ。僕はマーメイドラグーンを通って、ユカタンを目指す。なんと、その半分以上は、レイジングスピリッツへ!

カタンへ。見知ったキャストさんたちがお出迎え。背広姿の方々もたくさん・・・ちょっぴり不安げな表情で。食べ物は買わなくとも会場に入れた。おぉっ!オールスタンディングじゃないかっ!!!(^o^)ステージ両脇に計12卓ほどテーブル席が用意してあるのみ。あとは、壁沿いに立食用にテーブルが並べてある。僕の入室時点で、ゲスト15人ほど。どんどん増えてきて、DJプレイ開始時点では、ざっと200人くらいは入ってたと想う。

で、登場した黒人のDJ。最高っ!当初、ステージ前にぎゅうぎゅうに集まって「鑑賞」モードになってた客を、ステージに出てきて踊ってみせたり、バンドのギロや鐘を打ち鳴らしたりして、ノセていく。楽しいっ!!!お隣の50代女性と顔見合わせてにっこり(^^)

やがて女性客をステージに引っ張り上げてペアダンス。盛り上がる!曲を変えた後、別の女性客と僕の手を捕まえて、トレインを仕掛ける。どんどん長くなる!会場後方まで、満遍なくかき回されていいエネルギーになる。

こんどはサルサ。後ろで上手に踊ってたペアに目を着けてたらしく、女性を引っ張りあげて、みごとなペアダンス!サルサなんだけれど、DJの動きがアクロバティックでヒップホップっぽい。会場熱狂!!!
ラテンをちょんと踊れるゲストなんてごくわずか。僕も含めて大半は素人、つい受身になり勝ち。そんな客相手に、振り付けしたり、踊って見せたり、鳴り物使ったり、手を変え品を変え、、親切丁寧に!楽しませてくれました。
そして・・・バンド登場!ボーカルは白人男性、ほかは日本人、ドラム・キーボード・コンガ・ベース・トランペット・トロンボーン・・・という編成だったとおもいます。いやぁ、うまい、楽しいっ!!!

20:35 DJが再び出てきてちょっとしたところで、アラビアの様子を見に出かける。レーザーが飛び交い、ヒップホップ化ディズニーソングが聴こえる。唯一の入り口である魔人のかまど前、人でぎゅうぎゅう!中の様子は全く伺えない。(カルーセル前に居た友人によると、とっても盛り上がっていたとのこと!踊れるだけのスペースも、そちら側は十分あったそうな)

20:45 アメリカンウォーターフロントへ向かって見る。あれ?沢山のゲストとすれ違うなぁ・・・わっ、20:30でDJプレイ終了だっ!マクダック側再入場口のゲストコントロールキャストさんに「盛り上がりました?」「はいっ!・・・最初はみなさん座ったまんまで、どうなることかと想いましたが、だんだん立ち上がって来られて。」あぁ、良かった。21:30からジャミターズ・21:45からリズム。インターバルは長いが、DJライブが終わっても席を立つひとはあまり無かった模様。まだ立ち見なら十分鑑賞可能。

ふらふらと、ユカタンへ戻る。

ラテンバンド2回目ライブの終盤。曲目は一回目と同じかな?密度も適度で、踊りやすい。ステージ脇席では、ビール飲んだり食べたりして休憩してる人も。

また、ウォーターフロントパークを目指す。アラビアからは、クラブニューイヤーのダンスショーとおんなじ音楽が。フランダー横を歩いてたら、うわっ!アラビアからパイロが上がった!!!それも連発で!!!キャッスルショー並み、いや、今年の戴冠式より派手だぞ!!!!うっひゃぁ、よくあんな狭い場所で・・・ド迫力。紙ふぶきが、こちらまで飛んできた。

ウォーターフロントパーク、立ち見6重くらい!!!

21:30 ジャミターズ登場!でも・・・一般人が多い場外は、あまり盛り上がらない・・・よし、アラビアへ行ってみよう!

正面入り口からの入場が可能に。スロープを下り、地平へ。クラブニューイヤーの終盤のような雰囲気。いや、もっとみな踊ってる。ははぁ、舞台後方は、ロープ張ってゲストを入れなかったんだ。だからパイロ打てたんだな!でも、よくまぁこんな狭い場所で・・・

ん?ユーロビートミッキーマウスマーチだ。チップ&デール登場、パラパラを踊る。う、忘れてるわい・・・これ、遠慮なく声出して踊れるの、クラブディズニー以来だぞ(^^)嬉しいなぁ。リメンバードリームのときは、そういう雰囲気じゃぁ無かったもんなぁ。・・・盛り上がる会場、ひとりテンションダウンするみゅさん(^^;;;
やがて、ダンスショー!パイロは無し。大層盛り上がりました。楽しかったぁ!!!

後ろで、僕たち同様ぐりぐり踊ってた女の子に「また会おうね!」と声かけて、帰路へ。ハーバーから、ブラヴィッシーモ!のように盛大なパイロ。5分間のお別れショーだったそうです。ポンテベッキオへ。ハーバー中央に台船、どんどん帰っていくお客さん。やっぱいいよなぁ、シー。

23:35 舞浜発


今回、「うぉおぉぉっ!!!」と心の中で叫んだ瞬間が2度あって。

1度めは、ユカタン入室時。
「うぉおぉぉっ!!!オールスタンディングだぁっ(ToT)」
夢が叶った・・・これならもう、サルサ好きも「遊園地はソン聴く場所じゃないです」とは言わないよ。あぁ、もしティピコがこのセッティングでやってたら・・・

そして2度目は、フランダー横歩いてたとき「うぉおぉぉっ!!!あの狭いアラビアからパイロぶっ放しやがった」キャッスルショーのようにズバズバズバッと・・・。