健全な組織・不健全な組織

勤務先社内webの、「経営品質」コーナーなどの記事から。

  • 健全な組織

顧客価値を生み出している。外部顧客に対してのみならず、社内顧客にも。
→謙虚である。顧客要望に沿うにはどうしたらよいか、耳を澄まし、探求している。

  • 不健全な組織

面子が大切。

  • プリンシプルの意義

たとえば・・・大学が、学生によろこばれるように授業内容を簡易にし、レベルを落とす・・・としたら。これは顧客価値の創造ではなく、毀損。
その声は、本質的な要望か否か。価値の創造か、面子を守ろうとしているのか。
判断を誤らぬよう、基本理念・バリュー・行動指針が明確であることが大切。

  • さる事業の事務局長の振り返り記事

「子供の笑顔、親子のふれあい。業界の中で、もっとも人間の存在に貢献できる事業として発展していくでしょう。」


(12/27追記)

「慣れるということ=当たり前のことと感じるようになること」です。


「慣れる」という言葉の中には明確な目的意識が感じられません。薄っぺらいイメージ。積み重なるようなイメージはありません。


それに比べて「熟達する」「熟練する」という言葉の中には意志というか目的意識が感じられます。重厚で積み重なるイメージがあります。哲学というか歴史が感じられます。



よくよく考えてみれば「当たり前のことなどない」という哲学が操体なのですから、決して慣れてはいけないのです!

社内掲示板に、地下鉄有楽町線で見かけたという、若い車掌さんのお話が。
降りる人ひとりひとりに、「ご乗車ありがとうございました、ご乗車ありがとうございました」と、深々と頭を下げていた。鉄道が大好きな少年が夢をかなえたような、仕事への誇りと愛着とを感じ、じーんとした、マニュアルに無い心のこもった言葉だからこそ、感動したのかも・・・とのこと。