伯父、伯母から借りた地学関係の書籍

関西自然史ハイキングisbn:4422220160
1949年(昭和24)頃,国鉄(JR)全線のなかで最も急な勾配が大阪駅の中にあった。当時,東京方面に向かう列車は重連蒸気機関車2台)で引っぱってもだめで,後ろから押し,線路に砂をまいてやっと出発できた。1週間もすると線路が砂で埋まってしまう。
現在の三代目大阪駅、1937年に生まれてすぐ、どんどん地盤沈下で線路が傾いてしまい、難工事の末、沈下防止と修理がなされたそうです。そこここに残る痕跡が、紹介されてます。
そのほか、なにげなく見過ごしてる地形や岩から、いろんなことがわかる・・・という事例がたくさん。観る人が観れば、数億年前のことや、どんな変動が起こりうるかがわかってしまう。面白いなぁ。