その時歴史は動いた グッドバイちょんまげ

断髪が進まず、法制化しても、なお大混乱。断髪離婚が相次ぎ、やがて断髪反対一揆が続発。死者まで。
風習を変えることに、昔も今も、なんと大きな抵抗があることか・・・多分に、ただ慣れの問題なのにねぇ。
と、同時に。風習や習慣、日常を変えることが、いかに大きく「気分」を変えることか。
不平等条約改正交渉の全権大使、岩倉具視の決断。
しかし、息子二人をアメリカに留学させていたとは、さすが。

宮中を、そして、明治天皇を断髪。ようやく、一気に断髪が日本中で進む。

一旦相手の土俵に乗り、相手同等の実力を見せる・・・それが明治の文明開化だったとも言えるのかも。