柔軟性と計画性

素敵家具屋さんのBlogを読み、我が職場をふりかえって想ったこと。


スタッフひとりひとりが自律してるチームは、
チェックして→アクションを起こして→チェックして→アクションを起こして→・・・という繰り返しだけでも、かなり高度なことをやってのける。臨機応変に、自在に、素早く、的確に。
ただし、やることがどんどん増えていく。


無駄をばっさり省いたり、
画期的に方向を変えたり、
解決しづらかった課題を突破するには、
設計・計画して→実行して→結果を見て→設計・計画しなおして→実行して→結果を見て・・・という循環を持ち込む必要がある。Plan→Do→Seeサイクルってやつだ。


落とし穴がある。
1.Seeのとき、Planで想定した世界観にもとづいてのみ評価しがちだ。Plan・Seeする人間と、Doする人間とが違うとき、特に起きやすい。
2.Seeで不具合に気づいても、Planを立て直してからDoしたのでは、対処に時間がかかってしまう。
3.1.2.の結果、計画・評価と、現場とが乖離し、『あなた口出す人、わたしたちやらされてる人』になっちゃう。



チェックして→アクションを起こして→・・・のなかに、変えるべき事柄のたねがある。
それを組み上げて、設計・計画し、実行する。
結果をチェックして、アクションをとりつつ、次なる計画のたねを集める。
自律性を活かしながら、柔軟性と計画性とどちらも発揮できる。
だから、Plan→Do→Check→Action→ サイクルなのだろう。