Nゲージ運転盤 更新作業開始

Nゲージの組み立て式線路。
日本では、お座敷運転に向いている道床付き線路が、TOMIXが発売して以来主流になった。
それまでは、レールと枕木だけの、板に釘で固定して使うのが前提のもの(KATOの呼称では「固定式線路」)ばかりだった。畳やカーペットの上で使うと、走らせるうちジョイントが緩んでくる。虫ピンでとめても、凹凸の影響をもろにうけ脱線しやすい。
出窓の底板に(釘を打つ度胸はなかったので)、油粘土で固定した時が、一番安定して運転が楽しめた。でも、そのうち汚れて、集電が悪くなり・・・
でも、そういうもんだと想ってたんだなぁ、小中学生の頃の僕は。


イクスピアリ天賞堂ができて、鉄道模型を再開し。
いや、はじめはGM田端店の閉店セールで入手した、UNITRAKの高架レール拡張セットに、手持ちのTRIXパワーパックとフィーダー線路を組み合わせての運転からだったろうか。
やがて、手持ちの固定式線路を徹底的にクリーニングし、KATOのレイアウトボードを買って、両面テープでとめて、初代運転盤をつくった。これは重宝した!テーブル上を片付ければすぐ、安定した運転が出来る。脱線しにくい。夢のようだ・・・。


押入れの上段を片づけ、運転盤を常設し、いつでもすぐ・・・と想ったら、部屋を息子たちに取られ、出入りしにくくなり、かといって都度引き出すにはボードが出しづらく、埃をかぶって数年。


職場の倉庫整理で廃棄されそうになっていたピン止め用掲示板で、つくりなおすことにした。
これなら軽量だから、壁にかけておくことさえ出来るだろう!


埃まみれの線路を、ひきはがす。弱い両面テープを使ったのだが、案外がっちり固着してる箇所も。ちょっぴり犬釘を痛めてしまった。
手持ちのカーブ線路は720度分あるのだが、曲率1種類なので・と初代製作時は2列車走行を諦めた。パワーパックも一つしか持ってなかったし。しかし、いまやパワーパックは4つある。KATOターミナルジョイナーも手元にある(近所のディスカウントショップの閉店セールで引き取った)。曲率1種類でも、直線を間に挟み込めば、擬似複線化は可能だよなぁ・・・と検討したら、なんとかいけそう。内周外周の渡り線を、手持ちの分岐器でどうつくるか・がポイントだった。あきらめないで、きっちり検討してみりゃ出来るもんだぞ→過去の俺